【教員採用】バレンタインデーと校則🏫

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。

これは私が中学生の時の話です。私の通っていた中学校では、「学校にいらないものは持ってこない」というどこにでもある校則が、やはりありました。

しかし、2月14日、いわゆるバレンタインデーは、そんな校則があることを忘れるほど、多くのチョコが飛び交う日です。そんな日だからこそ、お決まりの持ち物検査が行われ、ひとつでもチョコが見つかると、持ってきた人ともらった人、そしてなぜかチョコを渡すのを見ていた人までが職員室に呼び出されるということがありました。その時、全く関与していない自分を寂しく感じ、呼び出された人をうらやましいと思ったのは言うまでもありません。

このエピソードのポイントは私の切ないメモリーではなく、「校則」です。学校は社会の縮図ですので、必ず規則があります。そして先生方は、その規則を守ることの大切さについて気付かせ、理解させることが求められます。児童生徒に嫌がられるようなことであっても、「規範意識の醸成」を目指して生徒指導を行うことが重要です。面接試験でも、

• 校則を守る意義について指導しなさい(生徒指導)。
• 校則を守ることについて，中学 1 年生に向けて指導する(場面指導)。
• 校則とはどのようなものだと考えているか。
• 校則を守らない生徒がいたら，どのように指導するか。
• 校則について生徒と保護者からクレームが出たときはどうするか。

といった質問は多く出されています。

2022年夏は新しい生徒指導提要をもとに、「校則を守らなかったので指導する」といった消極的生徒指導だけでなく、「校則を破らない未然防止かつ予防的指導」である積極的生徒指導について意見をまとめていきましょう。

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