東京アカデミー大阪校
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こんにちは、東京アカデミー大阪校でございます。
今回の過去問Pickupでは、第56回国試から「発達段階」に関する問題です。
小児の発達検査については、発達の順序性や他の発達との関連、原始反射の出現と消失と関連して理解しておきたいですね。
午前№92 遠城寺式乳幼児分析的発達検査(九大小児科改訂版)で1 歳6 か月までに獲得されるのはどれか。
1 .ボールを前にける。
2 .積木を横に二つ以上ならべる。
3 .お菓子のつつみ紙をとって食べる。
4 .親から離れて遊ぶ。
5 .大きい、小さいがわかる。
1 .誤り。ボールを前にけるのは2 歳までに獲得される運動である。
2 .誤り。積み木を横に二つ以上並べるのは2 歳までに獲得される運動である。
3 .正しい。つつみ紙をとって食べるのは1 歳2 か月ごろまでに獲得されるため、1 歳6 か月では獲得されている。
4 .誤り。親から離れて遊ぶのは2 歳ごろまでに獲得される社会性である。
5 .誤り。大きい、小さいが分かるのは2 歳6 か月ごろまでに獲得される言語理解の一つである。
今週末はとうとう国家試験ですね。
過去問Pickupも今回が最終回となりました。
受験前にはご確認くださいね。
受験生の皆さんが無事に実力を発揮されますことを心よりお祈りしております。