東京アカデミー大宮校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの公務員試験科担当です。
今週は、専門試験で出題される「財政学の傾向と対策」についてご説明します。
財政学は、国家公務員では国家一般職・国税専門官・財務専門官で出題されるほか、地方公務員では特別区(東京23区)・地方上級などでも出題されています。
【財政学 主な職種の出題数】
◆国家一般職;2問
◆国税専門官;6問
◆財務専門官;6問
◆特別区(東京23区);5問
◆地方上級(A日程);3問程度(関東パターンは4問)
【財政学 傾向と対策】
財政学は、「我が国の予算」、「租税制度」に関する問題が中心であり、この数年どちらかが必ず出題されています。
今後もこの傾向は続くと思われ、最重要課題として確実に正解できるようしっかりとした準備をしておきたい事項です。
具体的には、『図説 日本の財政』『経済財政白書』を出典とする問題が多くみられるため、主要な財政指標やその対前年比などについて押さえておきましょう。
また、国家一般職では、前述の制度問題と4年間連続「日本の財政事情」が1 問ずつ出題されていますので、是非おさえておきましょう。
一方、地方上級では、全般的に出題されるため、下記頻出事項を参考に優先順位をつけておさえておきましょう。
財政学は経済学と関連が深いため、経済学を学習されてから財政学に取り組むことも良いかと思います。
国家一般職 出題頻度 BEST3
・日本の財政事情★★★
・総合★★
・予算★★
地方上級 出題頻度 BEST3
・地方財政★★★
・租税論 ★★★
・公共財の理論★★
特別区 出題頻度 BEST3
・財政理論★★★
・地方財政★★★
・租税論 ★★★
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来週は「社会事情の傾向と対策」についてご紹介いたします。