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先日、「第130回中央教育審議会」が開催されました。
議題は①第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申案)②第4期教育振興基本計画の策定について(諮問)がメインとなります。
この議会では2022年度出題されるであろうテーマと2023年度以降出題されるであろうメインテーマの2つについて議論されました。
①の第3次学校安全の推進に関する計画の策定については、計画期間が2022年から2026年度において取り組むべき施策となるため、
2022年夏受験の教員採用試験で狙われる大きなテーマとなることが予想されます。
☞【第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)】
☞【第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)概要】
「学校安全の推進に関する計画」は学校保健安全法に基づき、各学校における安全に係る取組を総合的かつ効果的に災害安全を強化する観点から、国が取り組むべき安全に関する教育の充実や、地域社会、家庭との連携を図った学校安全の推進などの具体的方策が盛り込まれたものです。
長ったらしい事が書いてありますが、要約すると生徒が安全に学べる環境を作るための方策です。
<施策の基本的な方向性> ○ 学校安全計画・危機管理マニュアルを見直すサイクルを構築し、学校安全の実効性を高める <目指す姿> ○全ての児童生徒等が、自ら適切に判断し、主体的に行動できるよう、安全に関する資質・能力を身に付けること |
まとめると、学校管理下での重大事故件数・負傷・疾病の発生件数、発生率を指標に掲げ、減少を目指すものです。
上記に関して答申が1月に発出予定と通達がありましたが、どうやら遅れている模様ですね。
②の時期教育振興基本計画は、令和5(2023)年度~令和9(2027)年度において取り組むべき施策とされています。
今後の流れとして、2022年2月7日諮問→2023年春ごろ答申→2023年6月ごろ閣議決定となります。
〇「デジタル」と「リアル」の最適な組み合わせをテーマに幼児教育~大学院まであらゆる学校組織全体が連続性・一貫性を持ち、社会のニーズに応えるものとなる教育や学習の在り方について 〇学校内外において、生涯を通じて学び成長し、主体的に社会の形成に参画する中で、共生社会の実現を目指した学習を充実するための環境づくりについて 〇多様な教育データをより有効な政策の評価。改善に活用するための方策について |
誰もが、いつでもどこからでも、誰とでも、自分らしく学ぶことができ、誰一人取り残されず、一人一人の可能性が最大限に引き出され、一人一人の多様な幸せであるとともに社会全体の幸せでもあるウェルビーイングが実現されるように、制度等の在り方を考えていく必要があるとしています。
中教審は第3期計画の期間が終わる2022年度末、つまり2023年3月までに答申する見通しですので、
試験対策としては2023年夏試験のポイントとなりそうです。
さらに、来年(2023年)は、『「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について(答申)』(2022年夏頃)も加わり、
試験範囲も増えることが想定されます。今年(2022年夏)受験される方は、今年合格を目指しましょう。
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