東京アカデミー神戸校
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公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
先週のブログでは、文学・芸術・思想の対策について掲載しました。
今週は数学の対策について取り上げます。
数学の出題は、とりわけ2次関数(2次方程式・2次不等式を含む)が最重要分野です。
グラフが速やかに描けることをベースにして、2 次方程式の解や2 次不等式の解とグラフとの密接な関係を把握することが大切です。
また、数的推理で頻出の図形の計量問題にも対処できるようにしておきましょう。
出題数そのものは多くないですが、一般知能でも生かされる分野なので、必ず学習しておきましょう。
数学は受験する試験によって、出題されやすい分野に違いがあります。
出題されやすい分野の基本事項をおさえて、効率よく数多くの問題にあたりましょう。
国家一般職
→2次関数・2次方程式
地方初級試験
→2次関数・2次方程式、数と式、図形など 幅広く出題
裁判所職員一般職
→2次関数のグラフ、三角比・三角関数
海上保安学校学生
→2次関数・2次方程式
東京消防庁消防官(全国)
→2次関数の最大最小、因数分解、三角比・三角関数
それでは、過去問にチャレンジしてみましょう!
ab−b−a+1を因数分解したものとして、最も妥当なのはどれか。
1 (a+1)(b−1)
2 (ab+1)(a−b)
3 (a−1)(b+1)
4 (a−1)(b−1)
5 (a−1)(a+b)
(2019 年 東京消防庁Ⅲ類)
【解答】4
【解説】
ab-b-a+1=b(a-1)-(a-1)
=(a-1)-(b-1)