東京アカデミー高松校
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皆さんこんにちは! 東京アカデミー高松校 公務員科です。
本日は国家一般職(高卒程度)「適性試験」の出題予想についてお話していきます!
教養試験と並んで行われる試験に適性試験という試験があるのですが、みなさんご存知ですか?試験によっては適性試験で基準点に到達しないと教養試験などの結果にかかわらず、不合格になることもある試験です。
まずはその「適性試験」について説明していきます!
国家公務員・地方初級公務員(事務系)の大きな仕事のひとつに文章の記録・集計・照合・分類・整理などがあります。これらの業務を正確に速く行うことができるかという書記的適性をみるために適性試験は行われています。
適性試験はいわゆるスピード試験で、決められた手順に従って進めていく作業となります。制限時間は10~15分、問題数は100~120問です。
適性試験は、正答数がそのまま得点とはならずに誤答数も採点される減点法が取られており、得点は正答数から誤答数を引いたものになります。また、途中をとばして解答すると、その分も誤答扱いになるので気を付けましょう⚠
(例)100題解答して、正答数90題の場合は、90-10=80となり、得点は80点となる。
問題には、①計算、②照合、③置換、④分類、⑤図形把握の5パターンがあり、そのうち3パターンが10題ずつ4回繰り返されるスパイラル形式で出題されます。近年は、複数のパターンを組み合わせた問題もみられます。
また、適性試験といえば、よく試験直前になって「適性試験と適性検査はどう違うの?」と聞かれることがあります🤔
適性試験が「事務適性」についての試験であるのに対し、警察官などの2次試験で実施されている適性検査は、YG性格検査、クレペリン検査、ロールシャッハなどの「性格検査」になります。
事務適性試験のように繰り返しの練習は必要ありませんが、どのような検査かは理解しておきましょう。
※自治体によっては実施されないところもあります。
必ず実際の募集要項でご確認ください。
出題傾向として、国家公務員一般職(高卒程度)の過去10年の出題パターンをまとめてみました!
2012年:計算・置換・照合
2013年:計算・置換・照合
2014年:計算・置換・分類
2015年:計算・置換・置換
2016年:計算・置換・分類
2017年:置換と計算・分類・置換
2018年:置換と計算・分類・照合
2019年:計算・分類・照合
2020年:計算・分類・照合
2021年:計算・分類・照合
計算のパターンは毎年出題が行われているため、確実に対策をしておいた方が良いでしょう。計算の次に分類と置換が多く出題されているため、この2つの対策も行うべきであると言えます。そして2019年から3年間、計算・分類・照合と変わらずに出題されていることから、そろそろ置換が出題されるのではないかと予想します。
3年間同じ出題であることから計算・分類・照合3つのパターンに加えて「置換」のパターンの対策をしておくことで、十分な対策であると言えるでしょう。
冒頭でもお伝えした通り、試験によっては基準点に到達しないと教養試験などの結果にかかわらず、不合格になることもあるのが適性試験です。教養試験の対策で大変かとは思いますが、6~7割は得点できるように今から対策をしておきましょう!
東京アカデミー高松校では、公務員試験を受験する皆様を応援すべく、
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