北海道・札幌市教員採用試験対策　「民法改正」は教育にも大きな影響が！

　北海道・札幌市教員採用を受験される皆様、こんにちは 🙂 ！　札幌校教員採用チームの高久です。道内各地域の方々からのご相談にも日々対応させていただいています。

　いきなりですが法務省：法制審議会の答申は、教員採用試験にも大きな影響があることをご存知でしょうか。私は大卒公務員受験対策指導経験も長いので、ついつい目が向いてしまうのですが、2022年2月15日の北海道新聞さんの5面（総合）欄に、非常に重要な記事があることに気付きましたので、引用させて頂きご紹介させていただきます。

　「法制審議会が14日に答申した民法改正要綱は（中略、下記へ）「懲戒権」を削除し体罰禁止を明文化」

　 大卒程度公務員受験で専門科目「民法」を履修されている方は、「妊娠や出産の時期によって父親を推定している「嫡出推定」の制度を巡り、再婚している場合は離婚から300日以内に生まれた子どもでも今の夫の子と推定する」などの改正点が超重要ポイントとなるでしょう。（こちらも北海道新聞社様が数回寄稿されていましたね）

　対して教員採用受験者の方にとっては2月15日に北海道新聞社様がまとめられた「親権者に必要な範囲で子どもを戒めることを認める民法822条の「懲戒権」を削除し、体罰禁止を明文化し、子の人格を尊重する義務があることも盛り込んだ。『しつけ』を口実に虐待が正当化されているとの指摘を受けた見直し。」が、非常に重要なポイントになるでしょう。

　2022年2月15日の法務省：法務大臣閣議後記者会見の概要 (moj.go.jp)は膨大な量ですが、12行目に「懲戒権削除」に関する該当語句が出て来ます。答申が発出されたら、きちんと確認しましょう。

 　もう一つ、弊社講座をご紹介させてください。全ての教員に関連する超重要分野ながら、きちんとご理解されていない方が非常に多い「新たな特別支援教育」テーマ別特講がいよいよ2022年3月21日（月・祝）に迫ってきました。

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　テーマ別特講は独学では手を伸ばしにくい分野の「1日完結・Zoom講座」がラインナップされています。札幌校に足を運べない方も、お申し込みお待ちしております。