東京アカデミー静岡校
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2022年の教員採用試験最終合格を目指しているみなさん、こんにちは。
東京アカデミー静岡校の教採担当「中の人」です (^^)ノシ
静岡県 静岡市 浜松市 教採最終合格への道の第4回目です、今回は模擬試験の重要性と利用法について取り扱います。
教員採用試験の1次試験は教養試験と教科専門試験と人物試験の組み合わせで実施される場合がほとんどですよね。
静岡県内自治体の教員採用試験もほとんど上記になります。もちろんなんらかの特別採用該当の方や、経験者枠での受験を
する方の場合は特例もありますが、それでもほとんどの場合は少なくとも教科専門試験は受験することになります。
この筆記試験ですがなぜ実施されるのか基本に立ち返って考えてみましょう。
能力が高い受験者を選びだし、得点の高い方から採用するという目的はもちろんあるでしょう。しかし次の数字を見てください。
2021年に実施された静岡県の教員採用試験の小学校教員の場合を例とします。
公表されている志願者は650名です。もちろん全員が受験するわけではありません。欠席者もいますから、実際の受験者は580名前後です。(この数字は根拠ある資料から導いた数字です)
そして1次試験の合格者は369名、2次試験合格者(最終合格者)は216名です。
1次試験で半分以上の受験者が合格しています。これは得点の高い受験者を選び出すにしては人数が多いですよね。
筆記試験、特に教科専門試験はもちろん重要です。ここでの重要性とは「授業をしていく上で支障はないか?」を確認していると考えるといいかもしれませんね。しかし、大切なことを忘れないでください。「たくさんの受験者が1次合格している=必要十分な能力を持った受験生がたくさんいる」ということです。
決して「誰でも合格する」ではないのです。
ながながと書いてしまいましたが、だからこそ模擬試験を受験することは大切なのです。大きめの受験者分母の中で自分がどの程度に位置しているのかを客観的に見られるチャンスは模擬試験の中にしかありません。
先ほどの数字に照らし合わせてみれば、最終合格者は216名で受験者は580名とした場合、筆記試験で上位30%ならば合格しているのが分かりますよね。実際は面接なども大きく作用していますが、少なくとも筆記試験では合格ラインに食い込んでいます。
そこに達していればあとは面接対策に専念すればいいですし、そうでないなら筆記試験の弱点分野を復習する必要があります。
模擬試験は漠然と受験したり、結果に一喜一憂するようなものではありません。どう利用するか、試験の結果をどう生かすかで合格に近づけていくものです。もう今年の採用試験の日程発表がされた自治体もあります。この直前期に模擬試験を活用して得点アップにつなげてください!
では今回はこの辺で (・ω・)ノシ