東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!
東京アカデミー横浜校の教員採用試験対策担当です。
今日は皆さんご存じの方も多いSDGsの目標達成のために、教職員としてどんな取り組みができるのかを考えてみようと思います。
私からは目標13の「気候変動に具体的な対策を」についてです。
「気候変動に具体的な対策を」と考えると地球温暖化などの大元の原因を取り除くことに集中されがちですが、目標13のターゲット3にある「気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。」を気候変動による異常気象(大雨など)によってもたらされる自然災害への適応・早期警戒に関するものと深読みして考えてみます。
生徒たちに自然災害への警戒・備えをする意識をしてもらうために、(もう既に学校現場で実施されているところもありますが)総合的な学習の時間などを利用して自分が所属している学校の周りが以前はどういう地形だったのか(山なのか平野なのか川だったのかなど)、どんな環境だったのかなどを生徒に調べ学習をしてもらい、地域への関心をもってもらうのはどうでしょうか?
調べた内容から考えられる発生しうる災害を予測したのちに、過去に実際発生したものと当てはめていき、生徒が「この土地はこんな危険性がある。だからこの天気の時には気を付けよう」と意識してもらえれば、気候変動への適応・早期警戒に関する教育への足掛かりとなるのではないのでしょうか。
地名(例:荒川等〔参考:国土交通省 関東地方整備局ホームページ〕)が過去の出来事を教えてくれることもありますし、より身近に感じられるようになると思います。
国際連合広報センターから発表されている持続可能な開発目標(SDGs)報告2021によると「気候危機は続いていてほとんど収まっていない」とのことです。
つまりは今後も異常気象による自然災害が起こりうるだろうということだと思います。
教職員となったら実際の学校現場で生徒たちの命を預かる立場となりますので、良ければこういったことにも目を向けてみてください。
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