東京アカデミー東京校
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こんにちは。東京アカデミー東京校の福田です。
2月ももう終わろうとしていますが、各自治体から令和4年度(令和4年4月~令和5年3月)の予算案が発表されています。
現段階ではあくまで予算であって、地方議会の審議を経て正式決定となるわけですが、通常はそう大きな変更は入りません。
志望先の自治体が、どんな施策に力を入れようとしているのか、知っておきましょう!
ご自身がその自治体を志望する理由や、その自治体でやりたいこととのマッチングはどうでしょうか?
地方自治体の場合は、必ずしも自分の希望する部署で、希望する業務を担当できるとは限りませんが、少なくとも論文や面接で、その自治体が予算化していないことを「やりたい!」「やるべきだ!」と言っても的外れになってしまいますね。
例えば、東京都の令和4年度予算案の場合、
まず「施策展開の視点」として、
1.危機管理体制を強化し、安全・安心な東京を実現
2.「サステナブル・リカバリー」で世界をリードする東京へ進化
3.あらゆる面で「段差」のない共生社会を形成
の3点を掲げ、「デジタルの力を活用し、積極的に施策を展開」するとしています。
特に予算をかける施策としては、
・「段差」のない共生社会の実現 8,248億円
・世界から選ばれる経済・金融都市 4,733 億円
・コロナ対策を万全にする医療提供体制等の構築 3,610 億円
などがあるようです。
詳細は、以下のリンクをご覧ください。
令和4年度 東京都予算案説明資料<図解>【PDF】
東京都 令和4年度予算のポイント【PDF】
東京都 令和4年度主要な施策【PDF】
※「主要な施策」では、各施策がSDGsの17目標のうち、どの目標に呼応するものかも分かります。
SDGs、ゼロエミッション、カーボンニュートラル(脱炭素化)、ヤングケアラー対策、DX(デジタルトランスフォーメーション)、ジェンダー平等、共生、多様性等は、多くの自治体で予算・施策に絡んできそうです。
国(省庁)の令和4年度予算案は、既に12月に公表されていますので、国家公務員志望の方はそちらを見ておきましょう。
最後に、東京アカデミーでは、様々な公務員試験対策講座や模擬試験を実施しております。もしよろしければ、講座案内もご覧ください。