東京アカデミー横浜校
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こんにちは、公務員チューターの窪田です。今回は、「専門科目の勉強方法」についてお伝えします!
専門科目は、解く問題を科目ごと取捨選択できる試験形態が多いことが特徴です。
法律系(憲法・民法・行政法)、経済系(ミクロ経済・マクロ経済)、学系(政治学、行政学、経営学、社会学)、その他経済政策、国際関係、英語長文など科目数が非常に多いです。
まずは、受験予定の自治体では専門試験でどの科目が出題できるのかを確認しましょう!
例えば、裁判所事務官(一般職)試験では、①必須で憲法7題、民法13題、②選択で刑法又は経済理論10題が出題されます。
また、国税専門官試験では、①民法・商法、会計学から2科目16題、②憲法・行政法、経済学、財政学、経営学、政治学・社会学・社会事情、英語、商業英語、情報数学、情報工学から4科目を選択になります。
自分の受験する自治体でどの科目が出題されているのかを確認して、重複の多い科目を選択して勉強すると良いと思います。
どの自治体でも出題されているのは、憲法、民法、経済(ミクロ経済・マクロ経済)だと思います。この3科目についてはできるだけ勉強するようにしましょう。
ただ、民法や経済系は範囲も広く非常にとっつきにくい科目です。
私は特に経済系が苦手で、最後までよく分からないまま試験本番を迎えてしまいました。このように準備不足だった私が思うのは、とにかく過去問を何度も回して、同じ問題が出たら必ず正解できるように準備をすることです。
他の受験生も経済学部でもない限り、経済系は得意ではないと思います。ですので、どれだけみんなが解ける問題を自分も解けるようにしておくかが非常に重要になります。
そして、受験する自治体の出題科目を確認したら、7~8科目くらいに絞って科目の勉強をしましょう。あまり手を広げすぎても勉強が間に合わなくなってしまうので、8科目(多くて9科目)くらいがベストだと思います。
私は、憲法、民法Ⅰ、民法Ⅱ、行政法、ミクロ経済、マクロ経済、社会学、政治学、社会学を勉強していました。
最後に、専門科目の勉強はとにかく過去問を回すようにしましょう!時間があればインプットから丁寧に行うべきですが、多くの方はそこまで時間に余裕はないと思いますので、アウトプットを繰り返すようにしましょう。
そして、来年の5月頃までには過去問を3周程度回せていると、試験当日安心して臨むことができると思います。
以上、私が行ってきた勉強方法です。読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。