東京アカデミー横浜校
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こんにちは。横浜校公務員チューターの佐藤です。今回は、人物試験対策についてご紹介します。
人物試験、所謂面接は多くの受験生が不安に思っている試験ではないでしょうか。公務員試験では年々人物試験が重要視されており、筆記試験は通ったけど面接でダメだったという方がとても多いです。せっかく筆記試験で合格したのに面接で落とされるというのは非常にもったいないです。筆記試験の合否が掲示されてからすぐに面接が始まるため、意外と時間に余裕がありません。エントリーシートと面接の対策は早めに行いましょう。エントリーシートの添削や模擬面接は東京アカデミーで対応してくれるので積極的に活用してみてください。
人物試験は個人面接、集団面接、グループディスカッションと様々な形態がありますが、まずは一番多い個人面接の対策を進めていきましょう。以下どのように対策を進めていくかについて記していきたいと思います。
まずは自己分析から始めましょう。自己分析をして自分の長所、短所の把握をすることが大切です。長所が分かったらその長所をどのように自治体に活かすのかという自己PRを考えましょう。逆に短所はどのようにして改善してきたのか、改善のため今後どのようにしていきたいのかについて考えてみましょう。
先ほども記述しましたが、志望動機は特に重要な項目になります。
・数ある併願先の中でなぜこの自治体あるいは業種が第一志望なのか。 ・なぜここの自治体でなければいけないのか。 ・この自治体でどんな仕事をしたいのか |
この3点を抑えて、自分なりに考えをまとめてみてください。志望動機について何も思い浮かばない方や不明な点があれば遠慮なく公務員担当の方やチューターにご相談ください。
学生時代に力を入れたことは民間だけではなく公務員でも聞かれます。
・学生時代に力を入れたこと ・それによって得られた力 ・その力を今後どのように自治体に役立てていくか |
このように整理して考えると上手くまとめることができると思います。
自己アピールでは、自己分析で発見した自身の長所を自治体にどう活かすことができるのかを具体的なエピソードを踏まえて考えましょう。自治体ごとに求められている力は異なるため、自治体ごとに分けて考えるのが好ましいですが、自治体ごとに分けると混乱する人、考えている余裕がない人は公務員として働くうえで長所をどう活かすことができるかという点について考えてみましょう。また、エピソードは2~3用意しておくと「他のエピソードはありますか?」という不意を衝く質問が来た際に対応できると思います。
面接は慣れが一番大事と言われています。その場の雰囲気にのまれて満足に自己アピールができない状態にならないためにもしっかりと練習しましょう。家族や友人に手伝ってもらっても良いですし、予備校の模擬面接を積極的に活用し、とにかく面接の雰囲気に慣れてください。これから配られる人物対策のテキスト(パーフェクトガイド)には合格者が実際に受けた質問等が自治体ごとに詳しく記載されています。テキストも参考にして定番の質問はもちろん、こんな質問が来るかもしれないとあらかじめ予想して解答を準備しておくことが重要になります。
また、面接で話す内容を暗記して臨んでしまうと、緊張して内容が飛んでしまうと大変なことになります。暗記したことをつらつら話されても、面接官の方は「機械と喋っているみたい」と感じるかもしれません。私のおすすめは、この質問に対してはこのエピソードで返そうということだけ決めておくことです。そうすることで緊張によって話が全て飛ぶということは少なくなると思います。
十分に練習すれば、本番は怖くありません。いつも通りの自分をアピールすることができるように、自信を持って頑張ってください!