東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
2月25日に文部科学省より、初等中等教育段階の教育政策の改革方針を示す「教育進化のための改革ビジョン」が公表されました。『「令和の日本型教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)』では、「総論」と「各論」にてこれからの方向性を示していましたが、今回の「教育進化のための改革ビジョン」では具体的な進め方等、教育進化のための改革方針が示されています。
その中には押さえておくべき二つの理念、
・誰一人取り残さず個々の可能性を最大限に引き出す教育
・教職員が安心して本務に集中できる環境
が掲げられており、4つの柱として、
①「リアル」×「デジタル」の最適な組合せによる価値創造的な学びの推進
②これまでの学校では十分な教育や支援が行き届かない子供への教育機会の保障
③地域の絆を深め共生社会を実現するための学校・家庭・地域の連携強化
④教職員が安心して本務に集中できる環境整備
が示されています。そして、今後の施策の方向性としては、
・個別最適な学びと協働的な学びの日常化
・特別な指導や支援が必要な子供への学びの場の提供
・全ての生徒の能力を伸長する高校教育の提供
・質の高い教職員集団の形成
・地域や企業の力を巻き込んだ学校運営や「リアルな体験」機会の充実
・教員研修の高度化、働き方改革の実効性を高める観点からの環境整備
の6点が挙げられ、「令和の日本型教育」の構築に向けた今後の方向性の中で述べられた、6つの改革の方向性を踏まえた具体的な改革方針となっています。
特に今回注目は、・地域や企業の力を巻き込んだ学校運営や「リアルな体験」機会の充実 ・教員研修の高度化、働き方改革の実効性を高める観点からの環境整備 の2点です。この2点については、「強力に推進」とあり、早期実現に向けた施策、具体的な取り組み等が発表されると予想できます。
また、
については、2022年夏において押さえておくべき重要ポイントですので、知識だけでなく、具体的な取り組みや活動の中にある課題をイメージしていくよう、しっかりと意見作りをおこないましょう。