東京アカデミー静岡校
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こんにちは。
東京アカデミー静岡校の浅山です。
昨年から4回にわたり看護師国家試験に出題される計算問題のブログを書かせていただきました。
本当はあとカロリー計算についての問題がありますがこれは後日に書きたいと思います。
今回は先月2月13日に実施があった第111回看護師国家試験の問題を解いてみたいと思います。
計算問題(数値記入型問題)は第107回まで2問、第108回から第110回までは1問と減り、
第111回は2題の出題に戻りました。午前90と午後90の問題です。
一般問題の最後問題ですが正答率はどちらとも高かったです。
やはり、計算問題は基本計算を押さえれば難しくないので確実に点数を取れるようにしたいです。
100mg/5mLと表記された注射薬を75mg投薬するのに必要な薬液量を求めよ。
ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。(正答率90.5%)
② 希釈 注射薬 で取り上げた注射薬の問題です。青字の表記が特徴です。単位を合わせて比で解きましょう。
求める薬液量をXとすると 100:5=75:X → 100X=75×5=375 → X=3.75
四捨五入すると3.8となります。
出生体重3,100gの新生児。日齢3の体重は3,000gである。このときの体重減少率を求めよ。
ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。(正答率75.6%)
④ BMI 標準体重 肥満 で取り上げた問題です。
先程の問題に比べて正答率が14.9%減っています。
体重が減っているか計算します。 3,100-3,000=100g
体重減少率なので出生体重(重い方の体重)で割り100倍します。 100÷3,100=3.22…
四捨五入して3.2が答えです。
一の位を3と答えた方が10.5%おられます。→日齢体重の3,000で割った答えだと思います。
なので「体重減少率は出生体重(重い方の体重)で割る」と覚えましょう!
今年の出題も基本問題でした。
ですが数学が苦手な方には難しいと思います。
ですが、解く方法はそんなに多く無いですので、計算式の確認をしてみましょう!
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