東京アカデミー鹿児島校
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みなさん、こんにちは(^^♪
教員採用科の岩永です。
今日は建国記念の日ですね。
では早速、「学校心理学」についてのお話です。
みなさん、なかなか聞きなれない言葉かもしれませんが、「学校心理学」においても今後大切になります。
その理由はズバリ!改訂される『生徒指導提要』にあります。
現在サンプル原稿として出されている「生徒指導提要(デモンストレーション版)」の中に、旧「生徒指導提要」にはない、しかし生徒指導の考え方として必ず押さえておきたい文章があります。
『生徒指導提要 1.1.2生徒指導の特色 (3)生徒指導は総合的な援助です。』には、
生徒指導は、児童生徒の学習面(学習意欲の低下、授業での悩みなど)、心理面(不安や無気力、ストレスなど)、社会面(人間関係や社会的スキルなど)、健康面(健康や性の悩みなど)、進路面(将来展望や進学不安など)、家庭面(家族生活や親
子関係の悩みなど)などの多面的で、複雑な課題や悩みの改善と解決を図ります。
といった一文があります。そしてこの、「学習面、心理面、社会面、健康面、進路面、家庭面」などの多面的で、複雑な課題や悩みの改善と解決を図ろうとする点が、日本学校心理学会HPの『学校心理学の定義』と同じであることが要チェックポイントの一つ目です。これまでになかった表現ですが、新たに追加されたものは、重要であるから追加されたのであって、決して見逃してはいけない内容です。
二つ目に、日本学校心理学会 石隈利紀理事長が「生徒指導提要の改訂に関する協力者会議」の主要メンバーである点です。つまり、先ほどの一文は、日本学校心理学会『学校心理学の定義」をもとに作られているといってもよいでしょう。これからの生徒指導について、学校心理学は要チェックポイントです。
今後、発表される内容にも、学校心理学の意義や日本学校心理学会の実践が反映される可能性は大いにあります。ぜひ「学校心理学」についても情報をキャッチしてほしい、考えに触れてほしいと思います。
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