東京アカデミー金沢校
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こんにちは。東京アカデミー金沢校の加藤です。
前回のブログに引き続き、雪と風の描く紋様です。自然の描くデザインにしばし目を奪われました。
今回は、東京アカデミーの的中問題をご紹介してまいります。
的中問題とは、第111回看護師国試対策として東京アカデミーが実施した全国公開模試や完全オリジナル教材に掲載された問題の中で、第111回看護師国家試験で実際に出題された問題と非常に類似した設問を指します。
東京アカデミーでは、常日頃から試験傾向の分析を行い、模試や教材に反映しております。その結果、今回の試験でも多くの的中問題がありました。
そのごく一部をご紹介いたします。オレンジ色の文字の上段が第111回看護師国家試験、緑色の下段が東京アカデミーの夏期教材で出された問題です。
第112回看護師国家試験を目指す皆さん、力試しのつもりで実際に解いてみましょう!
【第111回本試験・午前/問題22】
1回の気管内吸引を30秒以上実施した場合に生じるのはどれか。
1 .嘔吐 2 .感染 3 .低酸素血症 4 .気道粘膜の損傷
【東アカ・必修対策夏期テキスト/問題90】
気管内の吸引時間が長いと生じやすいのはどれか。
1 .尿量減少 2 .低酸素 3 .低血糖 4 .低体温
➡正答 【第111回本試験・午前/問題22】 3 【東アカ・必修対策夏期テキスト/問題90】 2
【第111回本試験・午前/問題104】
AさんにLeopold〈レオポルド〉触診法で触診を行ったところ、第2胎向で、子宮底付近にやや柔らかい球状の塊を、恥骨結合側に硬い球状のものを触れた。
腹部前面を図に示す。
Aさんの胎児心音聴取部位で適切なのはどれか。
1 .①
2 .②
3 .③
4 .④
【東アカ・夏期講習テキスト/問題100】
妊娠末期に第2 頭位の胎児心音が最も聴取できるのはどれか。
1 .① 2 .② 3 .③ 4 .④
➡正答 【第111回本試験・午前/問題104】 3 【東アカ・夏期講習テキスト/問題100】 2
さて、みなさん。いかがだったでしょうか?
今回の第111回看護師国家試験では、上の午前/問題104のようにイラストや図表を用いる問題が多く出題されました。
より詳しく見てみると、第110回が4問だったのに対し、第111回では10問と、倍以上増加しています。
また、その10問中、午前に出題されたのが8問、午後は2問のみと出題率に大きな差がありました。そして、午後の2問については表を用いた問題であり、ともに正答率が低い結果(午後28:45.3%、午後29:32.7%)となっています。
午前中に比較的やさしいイラスト問題が続き、午後になって急にその数が減り、しかも難問になる…、出題者側の意図がうっすらと見え隠れするような展開です。(考えすぎでしょうか💦) いずれにしても、やはり気が抜けません。
これから1年間、どうやって勉強していこうかな…とお悩みのみなさん。
なかなか一人では学習計画を立てにくいものですよね。
また、第112回看護師国家試験では、上記のようなイラストや図表の問題の増加、状況設定問題の長文化、さらには新出題基準への改定、と大きな変化の波が押し寄せてきます。
(こちらについては、今後のブログで詳しくご説明していきます。)
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