東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の松本です。
春が近づき、街には桜モチーフの飲食物や雑貨が増えてきましたね🌸
今回は看護師国家試験の出題基準についてのお話です。
早ければ第112回の看護師国家試験から、新出題基準が適応されると言われています。
国家試験を受けられる予定がある方は、恐らく一度は耳にしたことがあるかと思います👂
では、そもそも「出題基準」とは何でしょう?自信を持って説明できますか?
出題基準とは何かを知ることが、国家試験へ臨むにあたっての第一関門といっても過言ではありません!
不安な方は、是非、本ブログを読んでいっしょに学んでいきましょう💪✨
①出題基準とは何か
看護師国家試験は、看護における全ての範囲が試験に問われるものではありません。
出題基準とは「国家試験の範囲」のことで、厚生労働省が出題範囲を制定しています。
その時期の情勢や社会など様々な要素を踏まえながら、数年ごとに出題基準の改定を行っているのです。
つまり、「出題基準を知らない=テスト範囲を知らない」ということになってしまうのです💦
②出題範囲の特徴
看護師国家試験では、それぞれの問題で出題の目標(ねらい)が定められています。
また、出題基準には大項目・中項目・小項目があり、試験問題はこの各項目をもとに作成されています。
出題範囲には、「人体の構造と機能」や「疾病の成り立ち」などの基本的な知識から、「関連法規」や「保健活動」などの様々な項目が定められていることが分かるかと思います。
看護師国家試験は、これだけの知識がしっかり身についていますか?という確認の試験とも言えるでしょう。
では次回の看護師国家試験では何が変わるのでしょうか。
第110回と第111回の試験問題から、今後予想される変更点をまとめてみました✨
★文章量が多い問題が増加する?
→第110回看護師国家試験から第111回看護師国家試験の問題文を比較すると、文章における文字数がおおよそ8%も増加していることが分かります。
これは、「ただ単に知識を覚えているかを問う問題ではなく、実際に現場でどのように考えるかという判断力が試されている」と言えるのではないでしょうか?
また、状況設定問題で基準値のみを問われる問題も減少していることから、今後更に読解能力を問われる問題が増加するでしょう。
日頃から文章を読む癖をつけ、すばやく状況判断ができるような力を身につけておくといいですね!
★プール制は引き続き採用される?
→第111回看護師国家試験でも、多くのプール問題がありました。特に必修問題では、例年その傾向がより顕著にあらわれます。
過去に合格を手にした東アカ先輩たちも、「でた問70%高正答率過去問題集は本当に何度も解いた!」と話していたほどです。
過去問に繰り返し取り組むという勉強法は、引き続き行っていきたいものですね。
★病院だけではない?様々なシチュエーションから出題されるかも
→現在の医療では、様々な職種の方が支えあって成り立っています。
これは、厚生労働省より「病院完結型の医療から地域完結型の医療体制にシフトしてくださいね!」という方針が出されているためです。
そのため、地域・学校・保育所など病院に限定しない問題も更に出題される可能性があります。
※上記はあくまでも予想に過ぎません。厚生労働省からの発表があれば、必ず確認しましょう!
東京アカデミー立川の勉強法セミナーでは、第112回の試験で問われそうなポイントを中心に、担当講師が丁寧に解説をしていきます。
新出題基準の対策をするためには、まずこちらの講座にご参加いただくのが1番です✨
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