東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震 〈東日本大震災〉から11年。震災の記憶が薄れることを危惧する声もありますが、私の中ではその時の映像がいまだ明確なままです。東日本大震災の教訓は、これからも忘れてはいけないものですし、教育においては安全教育の充実を進める必要があります。
『第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)』(令和4年2月7日中央教育審議会)の中の「3.学校における安全に関する教育の充実 (3)学校における教育手法の改善」には次のような文があります。
安全教育を効果的に実施するためには、体験活動を通じた学びやデジタル技術を活用した学びが有効であると考えられる。このため、国は、発達の段階に応じて、被災地を含めた様々なボランティア活動などの体験活動やデジタル技術を活用した学びによる安全教育の推進を図る。
GIGAスクール構想を基にした「リアル」×「デジタル」の教育は、今後更なる取り組みや新しい技術の導入が発表されることが予想されます。このような「流行」に対して、具体的なビジョン、取り組む姿勢をもつことは、、2022年夏の教員採用試験では合否の分かれ目になるのではないでしょうか。
東日本大震災の教訓を風化させないためにも、体験活動を通じた学びやデジタル技術を活用した学びについて、積極的に取り組んでほしいと思います。