東京アカデミー津田沼校
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今日は公務員試験の科目別分析と傾向の記事で「空間把握」についてです。苦手にする受験生がとても多いですネ。
「空間把握」は分野では、
平面図形、折り紙、軌跡、立体構成、展開図、投影、切断、回転・移動、経路、その他、総合と分かれます。
頻出なのは、軌跡・展開図、平面・立体などです。
全体的な傾向としては「平面図形」「軌跡」「立体構成」の出題が多くなっています。
ただし、1 つの分野に特定されない、総合的な問題も出題される傾向にありますので、
いろいろなパターンの問題に取り組んでおく必要があります。
国家一般職、国税・労基は、近年頻出分野の偏りがあまりみられなくなってきています。
強いてあげるとすれば、
国家一般職では「立体構成」、
国税・労基では「平面図形」ですが、
いずれも過去 5 年間で 3 問と突出して多いわけではありません。
どの分野も平均的に取り組んでおく必要があるといえるでしょう。
裁判所一般職では「立体構成」、
地方上級、市役所 B 日程では「平面図形」「軌跡」からの出題が比較的多くなっています。
対策としては、一般知能の他の科目と同様、
過去問で基本パターンを習得して、
頻出分野のみならず、
さまざまな問題に慣れておくとよいでしょう。
5 月実施の警察官試験では
「平面図形」「立体構成」からの出題が比較的多くなっています。
7 月実施の警察官試験や警視庁では
出題の偏りはみられず、
どの分野からも万遍なく出題されています。
全体的にレベルは平易であり、
基本事項を押さえておけば対応できる問題が多いといえるでしょう。
近年は、大卒警察官、警視庁においても幅広い分野から出題されるようになってきていますので、
国家一般職などと同様、頻出分野以外についても、しっかりと対策を立てる必要があります。
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