東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校のチューターの板坂です。
今回は、私の併願状況についてお話ししたいと思います。
私は専門職である食品衛生監視員で受験しているため、専門職や技術職の方向けのお話になるかと思います。
まず、私の併願状況を参考として挙げさせていただきます。
私は 国家総合職(化学)
国家一般職(化学)
国家専門職の食品衛生監視員
東京特別区Ⅰ類(技術(衛生監視(衛生))
鹿児島県上級(化学Ⅱ)
国立大学法人(農学九州)
を併願受験しました。
公務員試験は日程が被らない限り全て受験することができます。そのため私の様に受験科目が異なっても受験可能なものはすべて併願することをオススメします。
実際私は、国家総合職(化学)や一般職(化学)の専門試験は私の本命としていた食品衛生監視員の試験内容と全く異なりました。
しかし国家総合・国家一般の試験日程が最も早い時期に開催されることから大変良い練習になったと感じています。一度受験することで試験の雰囲気もつかむことができました。また私の場合は全てに試験に共通する教養試験の時間配分の課題を痛感する機会となりました。
模試でも時間配分を練習することができますが、やはり実際の試験では本番とは異なる心持ちを感じました。
また,私の場合はじめ鹿児島県を本命としていましたが,専門試験で併願できる唯一の試験が、他の自治体より早く5月に一次試験がある東京特別区の試験でした。
コロナ禍で受験に行くか大変悩みましたが,気が緩みがちな5月に試験を受けることでモチベーションの向上へと繋がりました。同時に受験後に専門試験の復習をすることでかなりその後の専門試験の勉強へ活かすことができたと感じています。
また,私の場合特例かもしれませんが,食品衛生監視員という職にこだわり、ぼんやりと県が本命ではいましたが、志望先がはっきり定まらない状況でいました。
しかし,食品衛生監視員の職につくことができる国家・県・特別区の合格後に大変進路選択に迷い,当初併願先として受けた特別区へ進むことを決断することとなりました。正直受験時は自分がそこへ進むとは考えていませんでした。
この様に併願先が自治体や仕事内容を調べていくにつれ,また合格後の面談を受けて本命へと変わることも多いにあります。私は併願していてよかったと今心から思っています。
そのため一つ一つの受験先に毎度全力で取り組み合格を掴み取っていくべきであると思います。一つの合格はその後の試験・本命受験時の自分の自信へと確実に繋がります。
早めに併願可能な試験を調べ把握しておくことをオススメします。
まずは悩んだ場合は出願だけは忘れずに行うことを心がけて下さい。
全ての可能性に挑戦し一つでも多くの合格を掴み取れるよう頑張って下さい。応援しています。
少しでも併願先の参考にしていただけると良いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。