東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震 〈東日本大震災〉から11年。
震災の記憶が薄れることを危惧する声が上がっています。
先月2月15日(火)に発出された「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)」の中でも、課題として「③東日本大震災の記憶を風化させず、今後起こり得る災害に備えた実践的な防災教育を進める必要がある。」と挙げられています。
東日本大震災の教訓はこれからも忘れてはならないものですし、教育においては安全教育の充実を進める必要があります。
『第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)』の中の「3.学校における安全に関する教育の充実 (3)学校における教育手法の改善」には次のような文があります。
「安全教育を効果的に実施するためには、体験活動を通じた学びやデジタル技術を活用した学びが有効であると考えられる。このため、国は、発達の段階に応じて、被災地を含めた様々なボランティア活動などの体験活動やデジタル技術を活用した学びによる安全教育の推進を図る。」
GIGAスクール構想を基にした「リアル」×「デジタル」の教育は、今後更なる取り組みや新しい技術の導入が発表されることが予想されます。
今回の答申では、目指す姿として「全ての児童生徒等が、自ら適切に判断し、主体的に行動できるよう、安全に関する資質・能力を身に付けること」という内容が挙げられています。
子どもたちが「判断」「行動」できる資質・能力を身に付けるためには、デジタル技術を用いたロールプレイングなどは効果的だと考えられます。
例えば、実際に校内を歩いて子どもたちの目線で危険な箇所を発見したり、デジタル技術を用いて立体的な校内地図を作ったりすれば、これまで気づかなかった危険や新たな避難経路が見えてくるかもしれません。
デジタル技術は様々な可能性を秘めています。
東日本大震災の教訓を風化させないためにも、体験活動を通じた学びやデジタル技術を活用した学びについて、積極的に考え、取り組んでほしいと思います。
それではまた。
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