東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは。
大阪校 公務員担当です。
3月に入り、公務員試験の日程や試験内容が続々と発表になってきていますね。
大阪府(行政・警察行政・技術)・大阪市(事務行政22-25)の職員採用試験の詳細については、3/1のブログ「大阪府・大阪市 試験日程発表!」をご確認ください。
大阪府(行政・警察行政・技術)・大阪市(事務行政22-25)の1次試験ではともに「SPI3試験」が実施されます。
その他の市町村採用試験でも「SPI3試験」を導入している自治体は増えており、2021年大阪府下では、茨木市・吹田市・豊中市・箕面市・河内長野市などが導入していました。
リクルート社が販売している適性検査で、民間企業の採用選考でも1万社以上の企業が採用している検査です。
内容は「基礎能力検査」と「性格検査」があり、面接たけでは確認しにくい「基本的な資質」を調べる検査となります。
2013年からテストセンター・WEBテイスティングで「SPI2」から「SPI3」に変更されました。
言語分野と非言語分野にわかれます。
言語分野は言葉の意味や話の要旨を的確にとらえて理解する力を測定。
主な出題内容…二語の関係、語句の意味・用法、文の並び替え、空欄補充、熟語の成り立ち、文節の並びかえ、長文読解など
※教養試験の文章理解(現代文)や国語に出題されるような問題となります。
非言語分野は論理的に考える力や計算力を測定。
主な出題内容…推論、場合の数、確率、集合、損益算、速度算、図表の読み取り、代金の生産、年齢算など
※教養試験の数的推理や判断推理、空間把握や資料解釈に出題されるような問題となります。
日常的な行動や考え方をもとに質問に答える検査。受検者の解答から(1)情緒的側面(2)行動的側面(3)意欲的側面(4)社会関係的側面を測定。
教養試験は試験会場で受験します。問題は五肢択一式で出題され、40~50問を120分~180分でマークシートに解答していきます。
試験内容は一般知能(文章理解・数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈)と一般知能(社会科学・人文科学・自然科学)となります。
SPI試験は試験会場でペーパーテストによる受験(基礎能力検査約70分、性格検査約40分)のほかに、テストセンターやWEBテイスティングなどPCによる受験(基礎能力検査約35分、性格検査約30分)があります。
PCでの受験だと1問あたりの解答時間が決められています。選択肢も5~10あり「正確さ」と「スピード感」が求められる試験です。
しかし、能力検査の難易度はそれほど高くなく、公式さえ覚えていればすぐに解ける問題がほとんどです。
SPI試験を導入している自治体は、民間企業志望の就活生も受験しやすいため、高倍率になる傾向があります。
昨年の大阪府行政(大卒程度)では採用人数145名程度のところに2,196名の申込がありました。
また、エントリーシートの提出や面接試験が複数回などの人物重視の傾向もあります。
SPI試験の対策とあわせて人物試験の対策もしっかりとしておきましょう!
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