第111回看護師国家試験に見られる出題傾向の変化

こんにちは。東京アカデミー立川校の松本です。

先日の記事で「新出題基準と予想される変更点」についてお話ししました。
★関連記事はこちら→「看護師国家試験の新出題基準は？―予想される変更点と対策を紹介！」

先日実施されました第111回看護師国家試験にもその傾向が見られていましたので、いくつかご紹介いたします✨
★そのほか関連記事はこちら★
・看護師国家試験の新出題基準の適用はいつ？出題数の変更はあるの？―今後の国家試験について（2021年6月23日）
・第112回看護師国家試験の状況設定問題はどうなるのか（2021年6月25日）
・第112回看護師国家試験の試験時間の変更はある？そのほか変更点は？（2021年7月15日）
・看護師国家試験とICT―画像や音声、コンピューターを使う日がくる！？（2021年7月18日）

◆第111回看護師国家試験に見られる出題傾向

💡長い状況文を付した単問の出題
⇒第111回看護師国家試験の午後問題120で出題されました！

状況文から患者さんの状態をアセスメントして、考えて答える問題です。
「状況文を読んで正しく理解する力」が必要となります。
長文読解が苦手な方は早期から過去問題に取り組み、長い文章に慣れておきましょう。

💡既出必修問題（過去の必修問題）の積極的活用
⇒第111回看護師国家試験の必修問題において、過去問題の流用問題が36問ありました！

第111回看護師国家試験において、約7割の問題が過去問題を使った勉強をすることで対応できたこととなります。
必修問題の合格基準は8割ですので、必修問題対策には過去問題を繰り返し解くことが有効と言えます。

看護師国家試験は合格率約90％です。皆が解けている問題を着実に得点できれば、合格ラインに達する試験です。
他の受験生が正解する問題（＝正答率の高い問題）を確実に押さえていくことが合格のカギになります。

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