東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校チューターの永野です。
今回は面接カードの書き方について私の経験をもとにアドバイスできたらと思っています。よろしくお願いします!(^^)!
まず,公務員の面接カードはほとんどが手書きで項目も多い場合があり,作成に想像以上の時間がかかります。試験が本格化し忙しくなったときに面接カード作制に追われていると勉強にも身が入らないので,本当に早めに取り掛かることをおすすめします。
東京アカデミーでは人物対策の授業で面接カードのポイントなどを教えて頂けると思います。そこで聞いた事をもとに,まずは自己分析と自治体研究をしてみて下さい🥰
自己分析では,おもに長所や短所,性格,過去の経験,学生時代に力を入れたこと,成功体験や挫折経験などの項目があります。1つではなく最低3つくらいは用意しておいた方が良いと思います。また,具体的な経験例やその経験を公務員の仕事にどう生かせるかなどを加えることで説得力が増すのでセットで準備すると良いと思います。自分の客観的な見方だけでなく,家族や友人などにも聞いてみることで自分がどういう人間なのかを認識できる機会になります。私の場合は,「絶対内定」という就活本を大学3年になる前の段階で購入していて,少しずつ自己分析を始めていたので後からとても楽でした。
次に,自治体研究についてです。これは面接カードの志望動機ややりたい仕事,希望部署,希望勤務地などを考える際に活きてきます。
私が面接カードをつくる際に一番悩んで一番時間がかかったのは志望動機の欄でした。本命であればそんなに苦労はしないのですが,併願先になると志望動機は非常に悩みます。したがって,説明会を受けたりホームページを見たりパンフレットを読んだりして,その職場の良さや魅力,そこで働く意義などを考えておくと書きやすくなると思います。志望動機には,その職場を知ったきっかけや働きたいと思った理由,自分の長所や経験がどう活かせるかなどを盛り込むと良いと思います。地方自治体では,その自治体独特の取り組みや,風土,自分との関係などを入れると説得力が増します。
やりたい仕事などに関しては,自分が大学で専攻していたこと,部活動,ボランティア活動の経験が活かせる部署を選ぶと書きやすく,面接で突っ込まれた際も話しやすかったです。
公務員の面接カードでは,最近興味・関心を持った社会問題についての欄が用意されているところが多いです。ここは,あえてその職場にちなんだ内容にする必要はないと思いますが,個人の偏った考え方が入ったものや,賛否両論のある問題はあまりふさわしくないです。興味を持った社会問題に関しては,どこの試験でも基本的に使いまわして良いと私は思います。
最後に,就活状況についての項目や併願先の合否の項目についてです。ここは全て正直に書く必要はないと思います。実際に私が試験を受けた時も,7つ併願していましたが,記入したのは2,3か所でした。ただし,試験の日程や併願状況,志望度などをしっかり考えて書く必要があります。例えば,国家一般職が第一志望なのに,併願先に県庁と市役所だけ記入したとしたら,地方志望だと思われてしまう可能性が高いです。できるだけ似通った業種や併願の理由をしっかりつけられる所を記入することをおすすめします。また,合否が分かっているところを記入するときも慎重に行ってください。合格していればそこに行くのではないかと思われる可能性もあります。ここは,面接官次第でもありますが,駆け引きのような面もあるので先生方と相談しながら決めていくと良いと思います。
今回は簡単ではありますが,面接カードの作成方法について書きました。これから書く予定の人も,もう取り掛かっている人も,納得のいく面接カードを仕上げるために早め早めの行動をおすすめします✨最後まで読んでいただきありがとうございました。