東京アカデミー新潟校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの公務員担当です。
今回は、教養試験で出題される「資料解釈」の傾向と対策についてお話しいたします。
【資料解釈 主な職種の出題数】
◆国家一般職;3問
◆特別区(東京23区);4問
◆警視庁警察官;2問
◆東京消防庁消防官;5問
※いずれの職種も、必須解答の科目として出題
【資料解釈 傾向】
分野は、「数表」「グラフ」に分かれています。上記の4職種では、両分野とも毎年出題されています。
全体の傾向としては、単に計算力を問うのではなく、グラフや数表の見方を問うものが多いです。
また、例えば「GDP」と「1人あたりGDP」が与えられていて人口を比較するような与えられた資料の情報を
掛けたり割ったりすることで得られるものの大小比較など、考察力を試すものも多いです。
「数表」は「細かい計算力を試すこと」が出題者のねらいではないので、大小比較などはできるだけ大雑把に
判断できるように普段から練習しておきましょう。
「グラフ」は見方さえ理解していれば計算が不要なことも多いので(そのためのグラフです)、
様々なグラフに慣れておきましょう。
【資料解釈 合格者はどう挑んだ?】
以下は、2021年度の地方上級試験(鹿児島県)合格者による資料解釈の勉強法です。参考にしてみてください。
「資料解釈は、他の科目と比較すると時間をかければ正解できる場合が多いです。ただし本試験において、
資料解釈の出題は多くないため、1問に時間をかけるのは効率的とは言えません。
そこで、時間を決めて問題をこなす練習をすることをおすすめします(1問長くて5分程度)。早く正確に問題を
解く練習をすることで、本試験に向けた練習になります。また、1問に時間をかけるよりも、より多くの問題を
練習することで、出題の傾向や解き方のパターンなど、グラフや数値のどこに目をつけて問題を解いていくかなどの
感覚が徐々につかめてくると思います。」
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来週は「文章理解(現代文)」についてご紹介いたします。