東京アカデミー札幌校
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こんにちは。札幌校担当高橋です。
今回は第36回国家試験の特徴的な問題をピックアップしてみたいと思います。
今年、多くの受験生が驚いたのは、午前問題50【食べ物と健康】から色素成分を構造式(図)で問う問題ではなかったでしょうか。「こんな問題見たことがない」という声が試験終了後、多く聞こえました。
確かに…。なかったような、あったような…と思いながら過去問を調べてみると…。ありました!第24回の応用力試験で構造式が出題されていました。とはいえ、10年前以上の話しです。(見落としがあったらごめんなさい)
このような問題についての考え方ですが、対策としては優先すべきものではないと思います。10年に1回出るかの問題より、はるかに頻出度の高い問題がたくさんあるのですから、まずはそちらを優先すべきでしょう。
国家試験終了後はどうしても印象に残る問題に目が行ってしまいますが、そこは焦らずに原点に返ってみましょう。6割(120問)とれば合格できる試験。4割(80問)はできなくても良いのだということを。
次回のブログでは、管理栄養士の国家試験ではあまり見かけない図の問題について語ってみたいと思います。