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こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの松尾です。
花粉が大量に飛散しておりまして、花粉症の私としましては、毎日が戦いです(笑)しかしながら、春はもうすぐそこと考えますと、少しでも気持ちが軽くなります。
さて、今回より高卒公務員試験の科目別分析と傾向を順次ご紹介したいと思います。今回は「数的推理」についてです。皆様もご存じの通り、一般知能において重要な位置を占める一方で、苦手にする受験生がとても多い科目となります。
「数的推理」の分野ですが、方程式、割合、速さ、確率、図形の計量、整数、計算パズル、規則性、と大別されます。
特に頻出なのは、「確率」ですが、「方程式」「割合」「速さ」「図形の計量」「整数」の出題も比較的多いことから、様々な分野において万遍なく出題されているという点が特徴です。それではここからは、各試験で出やすい分野をご紹介しましょう。
「方程式」「確率」は、どの代表的な試験でも確実に毎年出題されています。
○国家一般職…4問出題。
全体では、「割合」「確率」が毎年出題であり、中でも「比」に関する出題が続いているので、受験希望の方は確実にしておきましょう。
○地方初級…9月第3週実施分は4問、第4週実施分は6問出題。
9月第3週実施分では、直近の3 年間(2019~2021実施)は「割合」が出題、9月第4週実施分は「整数」の出題が比較的多い傾向にあります。「整数」の中でも特に「整数・約数・倍数・剰余」から出題されています。
○裁判所職員一般職…6問出題。
「速さ」「確率」が毎年出題されていると同時に、「方程式」「図形の計量」「整数」の出題も比較的多い傾向にあります。
○海上保安学校学生…2問出題。
「確率」が毎年出題されています。「方程式」も比較的多く出題されています。
○警視庁警察官…5問出題。
「確率」「図形の計量」が毎年出題されています。また、「整数」も比較的多く出題されており、そのすべてが「整数・約数・倍数・剰余」の問題になっています。
○東京消防庁消防官…3問出題。
「確率」が毎年出題されています。また、「速さ」についても比較的多く出題されています。
最後に全体の対策としましては、各試験頻出分野に重点をおきつつ、各分野の基本事項は一通り押さえておくことをお勧めいたします。問題の多くはパターン化されており、類似問題が出題される傾向にありますので、多くの過去問題にあたり、短時間で正確に解けるようにしておくことが肝要かと存じます。
東京アカデミーにて使用しております、「オープンセサミシリーズ」では、数的推理分野において、68の解法パターンと208問の練習問題をご用意しております。試験まであと半年を切っておりますが、1日2問ずつ進めれば、約3か月弱で一通り回せる計算です。
まだまだ対策には十分間に合いますので、苦手と思われている方もぜひともご活用ください。
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