東京アカデミー池袋校
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こんにちは。池袋校公務員チューターの東です。
今回は、面接・ES対策ついて、面接対策を実施するにあたって気を付けるべきこと、
そして、実際に面接を受けて感じたこと、ESを書く際の注意点などをお話します。
ちなみに、私は対面での面接対策・面接しか経験がないですが、ぜひ今後の参考にしてみてください。
・自治体研究を必ず行う
自分の受ける自治体の特徴や実施している政策など、自分の関心のあることは必ずリサーチを
しておいた方が良いです。関心が無くても、少子高齢化対策・災害対策などは調べておくと
話す題材になります。そのほか、その自治体独自の取り組みがあれば、調べてみると面接に
役立ちます。
そのうえで、自分はなぜその自治体を志望するのかという志望動機を明確にすることが大切です。
私の場合、地元の自治体を志望していたので、東京と地元自治体を比較して地元自治体の良さや
魅力を面接で話せるようにまとめていました。
各自治体の情報は主に自治体のHPから得られますが、実際にその自治体で働いている職員の方に
お話を聞ける機会があれば、生の声を聞いてみるのも参考になります。
・頻出の質問をノートにまとめる
「面接対策ノート」を作成し、志望動機、志望する部署、学生時代に力を入れたこと等、面接で
よく聞かれること、面接対策をする中で聞かれた質問項目をまとめていくということを行いました。
私の場合、質問内容とそれに対する答えを文章にしてまとめていました。ただし、その文章を丸暗記
するのではなく、キーワードを覚えて面接練習の場で文章化するという練習をしました。
面接は面接官との対話なので、丸暗記すると面接官の質問の意図と少しずれた回答になってしまったり、
覚えたことを忘れたときに焦ってしまったりするので、その場で聞かれたことを答えるという練習を
面接練習で意識すると良いと思います。
・面接官の声が聞こえない
コロナ対策もあって、アクリル板とマスク着用が必須でした。自分の声を張ることはもちろん
ですが、面接官の声に耳を澄ますことを忘れないでください。来年以降も、コロナ対策をした
うえでの面接になることが考えられるので、気を付けてみてください。
・自分の経験のその先を重視している
面接対策をしていると言われると思いますが、いわゆる「深堀り質問」です。各々が経験したことや
達成したこと、苦労した経験自体よりも、「そこから何を学んだか」「なぜその経験が印象に残って
いるか」「その経験を今後どのように活かすか」など、経験のその先がどうなのか、そっちに
スポットを当てている印象でした。また、個人で努力したことも重要ですが、それ以上に、
集団での活動やそこでの自分の立ち位置などを深く聞かれた印象があります。集団で何かやり遂げた
こと・努力したこと等のエピソードを用意しておくとよいと思います。
ESは限られた分量の中で、いかに自分をアピールするかということが求められます。
面接試験では、面接官がESを見ながら質問をすることが多いので、私は最低限伝えたい情報を書く
ようにしていました。そして、面接の際に付け加えたいことを口頭で補足するというように
しました。
私は一次試験の時点でESの提出が必須だったので、正直十分なESが書けたとは言えませんでした。受験する自治体によって提出時期や内容が異なるので、早めに対策を始めておくとよいです。
また、アカデミーや大学の就活センターなどで添削をしてもらいアドバイスをもらうと
よりよいESが書けると思います。
その他面接の際に気を付けることと言えば、身だしなみや所作など、一般的に面接で大切だと
言われるようなことです。面接練習や普段の生活から意識してみてください。そして、今のうちから
志望する自治体の情報を少しずつ集めておくと、面接対策やES作成をする際にスムーズに
対策できると思います。