東京アカデミー池袋校
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こんにちは。池袋校公務員チューターの東です。
今回は、捨て科目の選び方についてお話ししたいと思います。学習を進めていく中で、どうしても
苦手な科目やなかなか時間を割くことが出来ない科目が出てくると思います。
そもそも、捨て科目ってあっても大丈夫なのか、そんな不安を抱えているかもしれないみなさんに
少しでもアドバイスできたらと思います。
まず、捨て科目について、作っても大丈夫です。年内から計画的に学習を進めていた方は
もしかすると満遍なく試験範囲を網羅できるかもしれません。ですが、ほとんどの方はそうでないと
思います。私も、すべての科目に満遍なく時間を割くことはできませんでした。
ですが、覚えておいて欲しいのは、「公務員試験は満点をとらなければならない試験ではない」
ということです。合格ラインさえ超えていれば、合格を勝ち取れる試験です。
そのため、捨て科目は「合格するために捨てる科目」と私は考えていました。
実際、私は以下の科目を捨て科目にしました。
古文、思想、文学・芸術、数学
→これらは、講義を除いて全く学習しませんでした。理由は、受験した自治体にて出題数が1問と
少なく、学習範囲も広いからです。
物理、日本史、世界史、地理
→物理は高校で選択していないと難易度が高く、人文科学は出題範囲が多い科目です。
ですが、物理は、少し知っておくだけで解ける問題があったり、人文科学は頻出範囲がある程度
絞られていたりするので、その一部分のみ学習をしてその他の範囲に関しては一切学習しません
でした。(3/20【大卒程度公務員】チューター合格体験記① <“教養”勉強法>参照)
労働法、刑法、国際関係
→国際関係は講義のみ、労働法と刑法は模試で問題を解いただけでした。
特に対策しなくても、出題数が少ないので私は捨て科目にしました。
商法、社会学、会計学
→志望自治体では必要ない科目だったので学習していません。
これらは、あくまで私の得意不得意や志望自治体を考慮した結果です。ここに挙げた科目の中でも、
志望先によってはとても重要な科目だったり、出題数が変わってきたりもするので、
アカデミーのスタッフの方々や先生方に相談しながら、捨て科目を選択していくと良いかと
思います。
全ての科目を勉強しようとして、結局どの科目も中途半端に終わってしまうということが一番怖い
です。だったら、最初から捨て科目を作り、効率よく学習を進めていく方が合格に近づくと私は
思います。きっと真面目に勉強しようとすればするほど、いろんな問題に手を出してしまうと
思いますが、公務員試験では時に「できないものは諦めること」が大切だと私は思います。