東京アカデミー立川教室
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看護師国試対策講座担当の松本です☺今日の話題は「出題基準」についてです。
国家試験対策を進める際、学習ツールとして欠かせないのが「出題基準」です。
受験生の皆さんならご存知のことと思いますが、
「出題基準」は簡単に言えば国家試験の『出題範囲』で、ココから問題が作られています。
国家試験の内容は、看護師が医療の現場に踏み出す際に少なくとも有すべき基本的な知識および技能です。
そして、国家試験の妥当な内容や範囲、適切な水準を確保するために、
この出題基準によって試験問題が出題されているのです。
出題基準は目標(出題のねらい)が設定されており、
ねらいを踏まえて大項目・中項目・小項目が設定されています。
🍀大項目:中項目を束ねる見出し
🍀中項目:出題の範囲となる事項
🍀小項目:中項目に関する内容を分かりやすくするためのキーワード
※大・中・小項目ともに「出題の範囲」となる
この「出題基準」は社会情勢を踏まえて数年おきに改定されます。
なんと、次の改定はまさに❝今❞なんです。
「改定された出題基準の適用時期としては、令和5年実施の第112回看護師国家試験から適用することが望ましい」とされており、
来年2月に実施される国家試験は新出題基準に基づいて出題される形になります。
そもそも、出題基準を見たことがない・・・という方は、厚生労働省のHPで現行の出題基準をチェックしてみてくださいね。
✅現行の出題基準はコチラ
次回は、出題基準改定の公表時期についてお伝えする予定です。