東京アカデミー秋田校
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こんにちは。東京アカデミー秋田校です。
SDGsの取組が遅れていると国際社会で指摘された日本では、自治体内での具体的取組がいよいよ本格化してきました。
当然、秋田県の教員採用試験も無関係ではありません。次代を担う子どもたちを育てるうえで理解しておきたい概念です。
今回は改めSDGsの基本を確認しておきます。
※外務省のHPに詳細がありますので、不安な方はチェックしておきましょう
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,(中略)2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
①貧困をなくそう | ②飢餓をゼロに |
③すべての人に |
④質の高い教育をみんなに | ⑤ジェンダー平等を 実現しよう |
⑥安全な水とトイレを |
⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに |
⑧働きがいも経済成長も | ⑨産業と技術革新の 基盤をつくろう |
⑩人や国の不平等をなくそう |
⑪住み続けられる |
⑫つくる責任 つかう責任 |
⑬気候変動に具体的な対策を | ⑭海の豊かさを守ろう | ⑮緑の豊かさも守ろう |
⑯平和と公正を |
⑰パートナーシップで 目標を達成しよう |
教育現場に関わる目標としては④「質の高い教育をみんなに」が挙げられています。
教育機会を全員に、平等に提供していくことが重要性であるとされています。
一般時事として筆記試験で出題されることももちろん想定されますが、
面接試験で質問をされた場合に備えておきましょう。
「SDGsについて、教員として取り組むべきことは何ですか?」
「SDGsについて子どもたちに理解してもらうために、学校現場でどのように取り組むことができるか?」
といった、SDGsそのものに関する質問も想定できますが、実際に考えていくとSDGsの個別の目標等を見ていくことになると思います。
そうすると食品ロスや環境保全、ジェンダーといった議題にもつなげられるのではないでしょうか。
SDGsと聞くと身構えたり萎縮したりするかもしれませんが、よりよい世界にするための共通目標です。
ひとつひとつの目標を見れば「当たり前」のようなものもあるかもしれません。しかし、具体的に目標を実現するためにどんなことができるのか?
マクロ的・ミクロ的・多角的な視点で見つめ直す機会だと思いますので、曖昧な方は一度内容をチェックしておいてください。
また、受験生個人として、日々、どのような取組をしていますか?という質問も容易に想像できます。
・安全な水とトイレ・・・皆さんは自宅や職場の水道水を使う際、食器を洗う際、選択をする際、何か気を付けていることはありますか?
・エネルギーをみんなにそしてクリーンに・・・皆さんは自宅の冷暖房はどのような工夫をされていますか?
・気候変動に具体的な対策を・・・皆さんは車を運転されますか?CO2排出削減で何か工夫はありますか?
秋田の子どもたちと一緒に、SDGsの取組を広げ、国際社会に貢献できる人材を育てていきましょう。
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