東京アカデミー金沢校
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こんにちは、東京アカデミー金沢校の公務員担当です。
「まん防」が前面解除されました。世の中は春休みに突入しました。そして、石川県民割も3月22日に再開しました。
いい流れですね。皆さん、、くれぐれも感染予防には細心の注意をはらって、春の訪れとともに活動を再開させましょう!!
本日で激アツ予想問題シリーズは第6弾です! さぁ、その第6弾は...……デジタル庁発足です!
デジタル庁は、菅前政権の目玉政策として2021年9月1日に発足しました。コロナ禍で、世界の先進国と比べて日本における官民のデジタル化の遅れが顕在化したため、ポストコロナの新しい社会を目指すために、デジタル改革の推進を目指すことが掲げられました。そして、「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会」の実現に向け、「誰一人取り残さない、優しいデジタル化」のために、その改革の目玉の一つとして『デジタル庁』が設置されることとなりました。
デジタル庁が掲げている主な政策や施策分野を見てみると、
➀デジタル社会において必要となる共通機能の整備と普及
行政サービスを効率的且つ安全で安心に提供するための仕組みの整備・普及の具体策として、「ID・認証」を整備し、「マイナンバー(個人番号)制度」や法人向けの政府・自治体オンライン申請に使う「GビズID」などを推進していきます。また、その他政府共通のクラウドサービス環境「ガバメントクラウド」や「地方公共団体の基幹業務等システムの統一・標準化」、「データ戦略」などにも取り組んでいきます。
➁国民目線のUI・UXの改善と国民向けサービスの実現
行政のデジタルサービス共通のデザインシステムの策定等を進め、一貫した体験や操作性を提供できる環境を整備し、子育て・介護・引越し・相続などの様々な手続きをオンライン且つワンストップで行える仕組みの策定や、行政のデジタルサービスにおけるデザインや構成の統一化などを行います。例えば、子育てや介護などの手続きについては、「マイナポータル」をオンライン窓口として整備していくほか、様々な手続きのワンストップ化を進めていく方向です。
③情報システムの統括・管理
国の情報システムについての整備・管理を統一化することで、効率的なシステム運用や民間の情報システムを含めた情報連携を進めるとしており、ユーザー視点での行政サービスの改革と業務システムの改革を一体的に進めていきます。
といったものが挙げられます。
このほかにも、「官民をあげた人材の確保・育成」や「データ戦略」等にも取り組んでいくことになり、今後『デジタル庁』がDX化の旗振り役となっていくことで、世の中がデジタル化に向けて大きく変化していくことが予想されます。