東京アカデミー町田教室
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こんにちは。公務員試験の専門予備校、東京アカデミーの福田です。
毎週月曜日は、高卒・短大卒程度公務員試験対策の情報を関東ブロック統一で連載中です。
3/14(月)からは、教養試験(国家公務員等では基礎能力試験)について順次解説中です。
通常1次試験で課される教養試験。
3/14(月)にもご説明した通り、まず一般知能と一般知識に大別されます。
広義(=広い意味で)の一般知能には、文章理解(現代文・英文等)が含まれます。
狭義(=狭い意味で)の一般知能は数的処理とも呼ばれ、判断推理・空間把握・数的推理・資料解釈の4つの科目があります。
そして、国家公務員試験等では、判断推理は課題処理、数的推理は数的処理と称されます(ここでも“数的処理”が出てきました。ややこしいですね)。
今日はタイトル通り、判断推理の傾向と対策について、お話します。
年度により多少異なる場合がありますが、おおむね以下の通りです。
大単元別では、以下の通りです。
まだ学習を始めていない方は、❓となると思いますが、判断推理は与えられた課題・条件から論理的に正解を推理・処理する科目で、パズルを解くような発想が求められる場合もあります。
ただ、実際には、ヒラメキよりも、各単元の典型問題とその解法を学び、類題をたくさん解いてトレーニングを積むことが大切で、訓練次第で得点源にできます。
・国家一般職・税務職員
3年連続出題:順序関係/論理/位置関係
3年中2年出題:対応関係/試合
・裁判所職員一般職
3年連続出題:順序関係/対応関係
3年中2年出題:試合/暗号
・海上保安学校
3年連続出題:対応関係/位置関係
3年中2年出題:順序関係/集合/論理
・地方初級【9月第3週】
3年連続出題:対応関係/論理
3年中2年出題:位置関係
・地方初級【9月第4週】
3年連続出題:位置関係
3年中2年出題:対応関係/試合/証言
・警視庁警察官
3年連続出題:対応関係
3年中2年出題:順序関係/論理/位置関係/試合/数量
・東京消防庁消防官
3年連続出題:なし
3年中2年出題:順序関係/対応関係/論理/位置関係
3年中1年の出題も含め、全体では
①対応関係
②位置関係
③順序関係/論理
が頻出ベスト3です。
過去3年間はあまり出題されていないものの、もっと長いスパンで各試験の出題内容を検討した結果、久しぶりに狙われる可能性のある大単元として、以下の単元名と試験名を挙げておきます。
・手順
国家一般職・税務職員、海上保安学校、地方初級【9月第3週・第4週とも】、警視庁警察官、東京消防庁消防官
・数量
裁判所職員一般職、海上保安学校、東京消防庁消防官
・証言
地方初級【9月第3週】、東京消防庁消防官
・試合
東京消防庁消防官
・位置関係/論理
裁判所職員一般職
・集合
警視庁警察官
・順序関係
地方初級【9月第4週】
外れたら申し訳ございません・・・m(__)m。
東京アカデミーでは、通学講座3月生が開講し、現在4月生の受講生を募集しております。
なお、当社通学講座・通信講座受講生の方には、試験別・科目別・大単元別・小単元別の過去3年の出題数・出題例・傾向・対策が分かる、まとめ本の『公務員試験 完全ナビ』を毎年差し上げています。
ちなみに、大単元は上記にいくつか紹介しましたが、例えば大単元の『順序関係』には、「定量的順序関係」「定性的順序関係」等の小単元があります。なんだか、表面的な語句だけみると難しそうですね~。
大単元の『試合』には、「トーナメント戦」や「リーグ戦」といった小単元があります。こちらは身近な感じですよね。
公務員試験対策に関して知りたい、悩んでいる、迷っている、相談したい・・・という方、ぜひ個別相談にお越しください。保護者の方も歓迎いたします。