2023 年度公務員試験に出る法改正における予想問題シリーズ②

こんばんは。
東京アカデミー岡山校の公務員担当です。

突然ですが問題です。
2022年4月1日から変わることを一つ選んでください。
①男性は18歳、女性が16歳から結婚できるようになる。
②ローンの契約が保護者の同意なく、18歳からできるようになる。
③飲酒・喫煙が18歳からできるようになる。
④公営ギャンブルが18歳からできるようになる。
⑤裁判員を18歳から務めることができるようになる。

この問題は静岡県の教員採用試験で出題された問題です。
民法の一部を改正する法律が2018年6月13日に成立して
2022年4月1日より施行されます。
この改正で成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

参考→法務省ホームページ

この改正によって婚姻の成年年齢18歳になります。
また、改正があっても飲酒・喫煙や公営ギャンブル(競馬など)は20歳が維持されます。
裁判員も2016年6月に施行された公職選挙法によると、当分の間は20歳以上です。
つまり問題の解答は②となります。

この改正で大事なことは2022年4月1日より施行。
つまり、次回の公務員試験は改正後の実施となります。
公務員試験では現行法での出題が原則です。
特に今回の改正は「成年年齢」というとても身近な内容なのでしっかり確認をしましょう。

それでは。