東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは。東京アカデミー立川校の弓削です。
本日は、立川校の教採チューター・鈴木さんに教育実習中の過ごし方についてお聞きしました。
これから教育実習に行く予定の方は、要チェックです!
● 教育実習について
今回は現役生でこれから教育実習を行う皆さんに、教育実習を行いながら採用試験の対策も並行して行っていく必要がある中でどのように過ごしたらよいのか。昨年、実際に私がどう過ごしたのかを話していきたいと思います。
まず、期間としては5月中旬から6月中旬までで、実習最終日が教員採用試験1次試験のちょうど一ヶ月前という日程で、元々対策のスタートが遅かったので実習期間も勉強しないと間に合わないと感じていました。
そこで、私の実習期間のスケジュールを紹介させていただきます☆
平日はだいたいこんな感じで4週間過ごしていました!
電車の最寄り駅まで徒歩1時間、帰宅時間は1時間に1本ほどのバスで、18:30が終バスというなかなか不便な場所でした。父や友達が送り迎えしてくれることが多かったのですが、都合が合わずさらにバスもちょうど行ってしまったときには家まで1時間程走って帰ることもありました!体力がないと実習も乗り切れないですね☆
実習中に私が意識していたポイントとして
4つでした。
①について、基本的にどの大学でも、その日にあった出来事や学んだことを書く実習日誌というものが配られると思います。これが意外と時間がかかるもので、1日終わってからゆっくり書こうと思うと授業準備に使える時間が短くなるか、帰宅時間が遅くなるか、家で作業するものが増えます。そこで、私は授業間の5分休みや、給食を早く食べて余った時間を使って、放課後には1日の総括を書けば終わるくらいまで進めておくようにしました。ここで時間を有効に使えると、この後も紹介する家に帰っての時間の使い方にも大きな差が出来るのでとても大事です。
②は、実習中の授業見学、授業準備、授業実践をこなして経験値をあげるだけでなく、
採用試験と絡めて知識を付けるようにしていくことです。例えば、算数の「図形」においてどの学年でどの図形を学習するのか。社会の授業では各学年でどの内容を学習するのか。というような学習指導要領に掲載されていることは採用試験の範囲でもあります。
さらに、二次試験には単元指導計画を作り質問される試験もあるので担当学年だけでなくその単元は前年のどの単元から繋がっていて、次の学年のどこに繋げていくものなのかをしっかり把握することで、実習中にも生かせるし、採用試験でも大活躍する事間違いないです!!
③は、家での過ごし方です。帰ってから実習関係のことに費やす時間と、採用試験の勉強に費やす時間をしっかり区切って、教職教養の内容などを忘れないように毎日コツコツ進めていきました。私自身、実習前はアルバイトを3つ掛け持ちしながら遊んで毎日不規則な生活をしていたので、実習中は毎日同じようなルーティンで過ごすことができ正直とても楽だったし、勉強しやすかったです。
そして最後に④です。金曜に実習関係の作業は終わらせて、土日はなるべく実習のことはせずに遊んだりダラダラしたりするようにしていました。コロナ禍ということで中々派手に遊ぶことは出来ませんでしたが、近所の回転寿司やジェラート屋さんに行ったり、ドライブしたりと休日を満喫していました。実習だけでなく採用試験も最長で8月末まであるのであまりストレスをためないように楽しく過ごしていくことが大切です!
実習も最終週は全日授業や研究授業があり忙しいので、思い描いたスケジュール通りに行かないこともありましたがあまり頑張りすぎない事が一番かと思います!!
これから実習や採用試験で不安な方もたくさんいると思いますが、大体何とかなります!!気楽に取り組んでいきましょう!!
* * * * *
立川校の教採担当の先生もよく仰っていますが、教育実習は現場経験の少ない現役大学生にとっては二次試験で活かせることがたくさんあります。
なかなか難しいかもしれませんが、教育実習も頑張りすぎずに乗り越えられるといいですね。