東京アカデミー京都校
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みなさん,こんにちは。公務員試験の予備校,東京アカデミーです。
今回、取り扱うテーマは「時事対策」第4弾! 社会編(前編)です。
以前取り上げた時事対策については下記をご確認ください。
第1弾!「政治編」はコチラ
第2弾!「経済編」はコチラ
第3弾!「国際関係編」はコチラ
国際関係編では、ICT、科学技術、環境、医療分野の時事についてピックアップしていますので,確認しておきましょう。
・Society 5.0
Society 5.0(超スマート社会)とは、仮想空間(サイバー空間)と現実空間(フィジカル空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する「人間中心の社会」のこと。狩猟社会(Society 1.0 )、農耕社会( Society 2.0 )、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、人類史上5 番目の新たな社会として位置付けられている。
※ IoT…「モノのインターネット」と訳され、情報通信機器だけでなく家電製品・自動車や産業機器など、あらゆるモノがインターネットに接続されること。
・スーパーコンピューター「富岳」
2020年11月、理化学研究所と富士通の共同開発による新型スーパーコンピューター「富岳」が、スパコンの世界ランキングで同年6月に続き4部門で世界一となった。2期連続の4 冠達成は初めて。単純な計算速度を競う「TOP500」で毎秒44京2,010兆回(京は1兆の1万倍)を記録するなど、アメリカや中国などのスパコンを引き離した。
・パリ協定
地球温暖化対策の新しい国際ルールであるパリ協定が2020年1月にスタートした。2015 年の気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択されたもので、産業革命前からの世界の気温上昇を2℃未満に抑えることを目指す。197か国・地域が参加し、京都議定書とは異なり、先進国だけでなく、発展途上国も含めたすべての国が温室効果ガス削減の目標を掲げ、取り組むことが義務付けられている。ただし、目標が未達成でも罰則はない。離脱していたアメリカは2021年2月に正式復帰した。
※気候サミット(2021年4月開催)
地球温暖化対策を重要課題とするアメリカのバイデン大統領が主催。
・グリーン成長戦略
2020年12月、政府は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定した。2050 年の温暖化ガス排出ゼロに向けて、洋上風力発電や自動車・蓄電池など14の成長分野で脱炭素化の目標を設定。発電量に占める太陽光を中心とした再生可能エネルギーの比率を、2050年に約50~60%に引き上げることを参考値として示した。
iPS細胞を使った再生医療
万能細胞の一種であるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った再生医療の研究が進んでいる。iPS細胞は、血液や皮膚などの細胞に遺伝子操作を加えて作られたもので、神経・骨・内臓など様々な細胞や組織に分化する能力をもつ。この細胞から作った目や神経、心臓の細胞がすでに患者に移植され、がん治療に応用する治験も始まった。一方、2020年には国内で初めて、受精卵から作るES細胞(胚性幹細胞)を使った移植も開始された。
他にも試験本番から1年前ごろまでの時事はよく試験に出題されますので,要チェックですよ!今回も高卒公務員BLOGをご覧いただき,ありがとうございました。
次回は4/2更新です。昨年度の試験で実際に出題された数的・資料の過去問をピックアップ!一足先に本試験にチャレンジしてみましょう!
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