東京アカデミー岡山校
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皆さんこんにちは!
東京アカデミー岡山校 公務員担当です。
先日ドイツに住んでいる友人に連絡すると、1か月くらい休みがあるから一時帰国しようと思っていたけれど戦争で帰れないという話になりました。
友人の行動が戦争によって制限されていることを知り、はじめて戦争が他人事ではないと感じた気がしました。
毎日ニュースで流れる悲惨な映像に心が痛みながらも、どこか他人事で平和に慣れてしまっている自分がいたように思います。
1日も、1時間でも早く戦争が終わるよう祈るしかありませんが、戦争が許される世界であってはならないという気持ちをもち続けておかなければと改めて感じました。
ロシアのウクライナ侵攻について、公務員試験ではどのように出題される可能性があるでしょうか。
高卒程度の試験で出題されるとすると、社会(時事)の問題としても出題が可能ですし、
世界史、地理の問題としても出題が予想されます。
また、警視庁警察官のように面接で時事問題についての知識を問われる試験でも出題の可能性大です。
ウクライナという国の成り立ちと、ロシアとの関係は必ず押さえておきましょう。
ウクライナは1922年にできたソ連を構成する共和国の一つとなった。ソ連崩壊後91年に独立。
ロシア系の住民が約2割、ロシア語を話す人も多く、歴史的なつながりが深い。
8世紀末から13世紀にかけて存在したキエフ公国は今のウクライナとロシアにまたがる地域にあった。
→ロシアはウクライナに対して同じルーツを持つ国という意識を持っている。
ウクライナ西部はかつてオーストリア・ハンガリー帝国に帰属
→西部はロシアからの独立志向が強い。
ロシアは、NATO(北大西洋条約機構)に今も脅威を感じている。
→ウクライナはロシアにとって西側との緩衝地帯であり、そのウクライナがNATOに加盟しようとしていることが許せない。
1990年東西ドイツ統一の際にNATOを東に拡大しないという約束をした、
ウクライナのNATO加盟は約束違反である、とプーチン大統領は主張。
状況は刻一刻と変わっていきますが、ウクライナとロシアの関係や、ロシアとNATOとの関係、今回の侵攻の背景については理解しておきたいですね。
東京アカデミーの生講義では、こういった時事問題について「公務員試験で出るとしたらどこが問われるか」考えながら授業をしていきます。日常のニュースをしっかり確認することも、立派な公務員試験対策ですので、日々目を光らせていきましょう!