東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の教採担当です。
引き続き、立川校の教採チューター・鈴木さんに東京都の二次試験対策について伺いました。今回は単元指導計画の作成についてです。
ぜひ、チェックしてみてください!
今回も引き続き二次試験対策についてお話させていただきます。
私は、単元指導計画は小学校3年 理科 季節と生物 について書きました。単元指導計画についてまず重要となってくるのはどの単元について書いていくのかということです。特に小学校の場合は教科から選択していかなければならず、選ぶことに時間がかかってしまうかと思います。そこで私がどの単元にするのかを決める時に考えていたポイントを3つ紹介します。
① 授業をするうえで工夫をして個性を出すことができるのかどうか
② 選択した単元についての知識が十分にあるのかどうか
③ 自分がその単元に興味を持って取り組むことができるのかどうか
① についてはまず、試験であり試験官が判断するという上で、ある程度の個性や特徴をだすことが評価につながるのではないかと思ったからです。実際に大学の授業や東京アカデミーの講座において、同じ単元で算数の単元指導計画を描いたときにほとんど同じような内容になってしまい、面白みがなかったということがありました。そこで私は理科を選び工夫点や地域教材を存分に生かした授業を作ることで自分らしさ、個性を出すようにしました。
② については単元指導計画を書くにあたって、自分自身が全く覚えていない単元であったり、前後の関係性がわからない単元であったりすると、いくらしっかりとした内容の指導案でも質問されたときに答えられず、評価されないと考えたからです。
③ 最後に、単元指導計画を書くにあたって、こんなことをしたら面白いだろうな、こんなことやってみたいなと自分で思えるような単元で指導案を作っていくことで、自分がどうしていきたいのかというイメージがわきやすく、書きやすいのではないかと思ったからです。
以上の点を考慮して、教科としては地域教材・ICT教材の利用や、自分の経験を生かしていくことのできそうな「理科」、
単元としては、自分が実習を通して興味を持ち、具体的なエピソードや指導方法をイメージすることのできる「生き物と季節」について書いていくことにしました。
ここまでをしっかりと考えていれば後は、学習指導要領を用いながらめあてや目標、評価方法を決め、東京都の書式に合わせて書いていくということになります。注意する点として工夫点やポイントを詰め込みすぎないようにすること。ICT教材をとりいれることは重要ですが、これらに頼りきった授業だけでなくちょうどよい塩梅でICT教材を用いること。があげられるかと思います。
また、論文と同様、多くの先生方に見てもらうのではなく、ある程度同じ人に見てもらうことが大切かと思います。
めあて、指導内容、工夫点に一貫性をもって指導案を作ることができればある程度の評価は得られるのではないかと思います。
ちなみに私は単元指導計画の時間に「理科に限らず教科指導においてあなたが心掛けていることは何ですか」「具体的に教えてください」等、指導案以外の質問もされたので、心構えしておくといいかと思います。
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面接試験対策は、やはり一人だと対策が難しいと思います。
客観的な視点で改善点を指摘してもらえる指導者の方がいらっしゃるとイイですね。
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