東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校チューターの永野です。
今回は私なりの出た問の活用方法を話していきたいと思います。少しでも参考になればうれしいです。よろしくお願いします。
私は,大学が春休みに入った2月以降から本格的に出た問演習に取り掛かりました。使い方としては,前日の授業で習った分野を次の日に解いてみること,今までに習ったところを繰り返し解き直すこと,特定の試験に必要な科目を試験前に集中して解くことなどを行っていました。法律や経済は範囲が広く試験ギリギリまで授業があるので,習った都度復習・演習をしていくと良いと思います。数的や判断・空間に関しては,ある程度早い段階で解き方を習っている場合が多いと思うので,基礎編から何周か繰り返し解き,慣れてきたら発展編を繰り返すと良いと思います。私は模試を受けて気づきましたが,国家一般職や県・市上級ではほとんど発展編の難易度の問題が出題されるので,解く時間もかかりますし難易度もぐんと上がります。基礎編が解けるだけで満足せず発展編にチャレンジしてみて下さい。
解き方としては,数的・判断・空間や経済系は計算や図表の作成が必要なので,ルーズリーフに1問ずつしっかり解き,終わったらすぐ答えと解説を読むようにしていました。難問もダラダラと解くよりも,1問ずつ区切りをつけながら分からない時はすぐに解説を見た方が頭にも残りやすいので,この方法で行っていました。法律などの知識系は,単元ごとに自分の復習ノートを読み直し,その後問題演習に入りました。初めにルーズリーフにバーッと問題番号を記入して,単元・分野ごとに数問まとめて解きました。1分野が終わったら答え合わせをして,間違えた問題,悩んだ問題は解説に一通り目を通すようにしていました。また,解説を読んでもピンとこない時は,準拠テキストやまとめノートを見返したり,検索をかけてネットですぐに調べたりしていました。分からないところを放置しておくと繰り返し解いてもまた解けずに演習の意味が全くないので,すぐに対策してください。
このような感じで出た問演習を行っていました。試験の直前期(2週間~1週間前)には出た問を解くのではなく,ひたすらまとめノートを読み返して,各分野抜け目なく知識を頭に入れていました。
公務員試験はセンター試験以上に,類似問題が多く出題されており,出た問を繰り返し解くことで出やすい分野や出やすい判例などが分かってくると思います。東アカの出た問は重要問題を厳選して載せてあるので,信頼してしっかり演習すると本番もいい点が取れると思います。頑張って下さい!!