東京アカデミー松山校
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東京アカデミー松山校公務員担当のくにかねです。
Twitterを見ていたら朝日新聞の記事が目にとまりました。
「首都直下型地震の被害想定 都が10年振り見直しへ」4~5月に向けての取組みです。
10年前と比べると東京はタワーマンションなど高層建築物が多くなっています。
当時想定されていた被害想定とはかなり様変わりしているはずです。
他にも、10年前と現在では人口比はどうか。建物の老朽化はどのくらい進んでいるのか。
というように一つ一つ考えていくと、本当に見直しが急がれているのだと感じます。
東京に限らず日本全国では、災害に強いまちづくりは必須と言えます。
ところで、「災害につよいまち」とは何でしょう?
住宅の耐震化・不燃化が進み、いつでも救急車・消防車が活動できるように道路が整備され、
地域の人々が活動するための広場が確保されるなどなど、防災整備が整ったまちをつくること
というのも一つの答えです。しかし、整備だけではまちづくりとは言えません。
まちで生活する人々が必要ですよね。
災害が起こったときにいち早く行動をするのはその地域住民です。
地域の人々が共助出来る関係が構築されていることも、災害に強いまちづくりには不可欠なのです。
災害に強いまちづくりをするために行政に求められていることは・・・?
当事者意識をもって、自分が受ける自治体がどんな防災対策をしているのか、調べてみる必要がありますね。
日本では、首都直下地震・南海トラフ巨大地震への対策が急がれています。
公務員として出来る防災対策はもちろん、わが身を守る防災対策も必要です。
ちなみに、地震の備えとして枕元に置いておくべき防災グッズをご存じでしょうか。
2つあります。
「靴」と「笛」です。どうでしょう、イメージ通りでしたか?
靴は足を怪我しないため。笛は万が一動けなくなった時に助けを呼ぶためです。
最優先で自分の命を守ることを考える。それからスマホ・防災グッズを手にして避難所へ行く。
もしあなたがこの靴と笛の話を初めて聞いたとしたら、こういった情報も広めていく必要がありそうですよね。
参考HP:https://www.bousai.go.jp/index.html (内閣府防災情報のページ)