東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
3月29日に行われた「生徒指導提要の改訂に関する協力者会議(第7回)」の配布資料を確認しました。当初のスケジュールとは変わって、正式に文部科学省のHPに掲載されるのは夏頃の予定となっています。3月29日時点では「改訂試案」が発表されており、全体像は明らかになっています。但し、「試案」であるため、2022年夏の筆記試験に出題される可能性は極めて低くなり、これまで通り「生徒指導提要(2011)」の対策を進めていくようになります。
筆記試験では「生徒指導提要(2011)」の攻略が必要ですが、面接試験では「改訂 生徒指導提要」への対策はぜひ進めて欲しいと思います。表現の違いや細部の変更はあるにしても、改訂の趣旨をしっかりと理解している方は、2022年夏の生徒指導関連の質問について、将来性を感じさせ、高評価に繋がる意見作りが可能となります。
今回は、現在(3/29)、発表されている「生徒指導提要(改訂試案)」の第1章を、User Local(株式会社ユーザーローカル)開発の「AIテキストマイニングツール」に入力し、ワードクラウドや単語出現頻度、共起キーワード、文章要約、といった機能を用いて、「生徒指導提要(改訂試案)」の重要ポイントを分析しました。
【AIテキストマイニングツール分析結果(対象「第1章 生徒指導の基礎)】
①ワードクラウド(スコアが高い単語を複数選び出し、その値に応じた大きさで図示しています。 単語の色は品詞の種類で異なっており、青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞、灰色が感動詞を表しています。 文章HP原文そのまま)
②共起キーワード(文章中に出現する単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図です。出現数が多い語ほど大きく、また共起の程度が強いほど太い線で描画されます。 文章HP原文そのまま)
③単語出現頻度(文章中に出現する単語の頻出度を表にしています。単語ごとに表示されている「スコア」の大きさは、 与えられた文書の中でその単語がどれだけ特徴的であるかを表しています。 通常はその単語の出現回数が多いほどスコアが高くなりますが、 「言う」や「思う」など、どの文書にもよく現れる単語についてはスコアが低めになります。 文章HP原文そのまま)
上記の①~③に加えて、文章要約の機能を使うと次のような重要ポイントが見えてきました。
【改訂生徒指導提要 第1章 生徒指導の基礎 重要ポイント】
これからの生徒指導において、外部機関、地域、家庭との連携が、これまで以上に欠かせない要素であると、この第1章から読み取ることができました。質問に対する回答は様々考えることができますが、その意見の重要度、優位性を意識することができれば、今まで以上に面接官から高い評価を受ける意見作りができます。「生徒指導提要(改訂試案)」をしっかり読んで、高評価に繋がる意見作りを行ってほしいと思います。
《おまけ》
簡単にワード検索を行ったところ、
といった結果が現在(3/29)のところでていました。このような点からも内容の変化を読み取ることが出来ると思いますのでご確認ください。
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