東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
第3期岡山市教育振興基本計画(計画期間:令和4年~令和8年)は既に目を通されましたでしょうか?
4月に入り、本試験も近づいてきています。
今日は、第3期岡山市教育振興基本計画から、まずは岡山市の実態(子どもを取り巻く状態)について再確認してみます。
〇✕クイズ形式でご紹介しますので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
〔正解〕⇩クリックで反転させると答えが見えます。
問1:〇
問2:✕
〔解説〕
岡山市では、令和27年には岡山市の総人口が約69万人に減少する見通しです。
一方で高齢者人口比率は上昇を続け、令和27年には32.7%となる見通しです。
また、世帯数は年々増加する一方で、1世帯当たりの人口が年を追うごとに減少しています。
岡山市では、少子高齢化とともに家族の少人数化が進んでいることが分かります。
岡山市では、上記のような状況を踏まえ、家庭の教育力を高めたり、地域社会の教育環境の充実を目指したりすることで、市民協働で子どもを育成する基盤を作ることが求められています。
〔正解〕⇩クリックで反転させると答えが見えます。
問3:✕
〔解説〕
岡山県「スマートフォン等の利用に関する実態調査」では、下記のような結果となりました。
高校生では約100%に近い状態です。
また、平成27年度の調査と比べて、自分専用のスマホ・携帯を持っている小中学生の割合が大きく上昇していることが分かります。
今後は更に情報化が進むことが予測されます。
また、平日に1日あたり2時間以上テレビ・ゲームをしている子どもの割合は小学校6年生で43.8%に及んでいます。
GIGAスクール構想が進み、一人一台端末を活用した教育が進められていますが、学校外での遊びやコミュニケーションでも情報化が進んでいます。
そのような背景から、子どもたちの情報活用能力の育成と、情報モラル教育の充実が求められています。
必然的に、情報活用能力に長け、情報モラル意識の高い教員が求められることになります。
〔正解〕⇩クリックで反転させると答えが見えます。
問4:✕
〔解説〕
「岡山市地域協働学校(コミュニティ・スクール)」は、令和元年度末には38中学校区全ての学校園で設置が完了しています。
今後は、学校運営協議会の取り組みの充実や、地域協働学校活動との連携により、一体的に保護者や地域住民の学校運営への参画を推進していくことが求められています。
また、岡山市では学校支援ボランティアの登録者数も高い水準を維持しています。
コミュニティ・スクールの設置率は全国でもトップ水準であるため、岡山市志望の方は改めてコミュニティ・スクールの在り方や岡山市の取り組みを見直しておきましょう。
前述の通り、岡山市では人口が減少し、世帯人数の減少も進み、将来的には高齢者人口比率が30%を超える見通しです。
人口減少だけではなく、子どもを取り巻く状況は常に変化しており、学校が抱える課題も多様化・複雑化しています。
そのような予測困難で変化の激しい時代の「自立に向かって成長する子ども(自立する子ども)」に必要な資質・能力とは何か、その資質・能力を身に付けるためにはどのようなことを行っていくのか、後日ブログでご紹介します。
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