東京アカデミー金沢校
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こんにちは、東京アカデミー金沢校の公務員担当です。
いよいよ金沢でも桜が満開となりました。私の家の周りはまだそれほどですが、先日5日の日に金沢市のソメイヨシノの標本木が満開になったと宣言がありました。
ここからは、一気に暖かくなっていって、もう夏まっしぐらですね!?
ということで、今回の激アツ予想問題シリーズ!! 第8弾のテーマは...改正個人情報保護法です!
個人情報保護法改正の背景については、先ず1980年頃から高度情報通信社会の発展に伴い、国民においてはプライバシーの侵害をはじめとするリスクが浮上したため、国際的にも個人情報保護の必要性が高まり、日本では2003年に個人情報保護に関する理念を定めた個人情報保護法が制定されました。その後、情報通信技術のさらなる発展及び環境の変化に対応するため、2015年に個人情報保護法が改正され、以降3年ごとに制度の見直しをすることが規定され、2020年に3年ごとの見直し規定に基づく初めての法改正が行われ、2022年4月に施行されることとなります。
2020年6月改正され、2022年4月施行予定の内容としては
①個人情報取扱業者が違法・不当な行為を助長し、誘発するおそれがある方法で個人情報を利用することを禁止
②匿名加工情報を一部緩和した仮名加工情報を創設し、利用目的に縛られず別の目的でも利用可
③漏洩が起きた場合の国への報告と本人への通知を義務化
④オプトアウト(事後的に本人から求めがあれば提供を停止するすることを条件に事前同意なく第三者に提供すること)の範囲を限定
⑤本人から事業者に対して開示請求できる範囲を拡大
⑥外国の第三者への個人データの提供制限を強化
⑦違反した事業者に対する罰則の強化 などになります。
また、2021年5月改正され、一部を除き2022年4月施行予定の内容としては
個人情報保護法、行政機関個人情報保護法、独立行政法人等個人情報保護法の3本の法律を1本の法律に統合し、国や地方、民間事業者で異なる個人情報の取り扱いを国の基準に合わせて一元化。 などになります。