東京アカデミー広島校
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みなさんこんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の中本です。
広島県、広島市など地方公務員A日程試験まで残り3ヶ月となりました。このブログでは教養試験の社会時事について出題予想をしています。
まずは人口動向、少子高齢化ですが、筆記試験では直近5年のうち2019年を除き毎年出題されていますので、今年当たっても的中とは言えないくらい大事な箇所です。
面接や論作文、討論では、全国動向だけでなく、受験自治体の数字と全国や他自治体に比べての特徴、相対的位置を把握しておくと説得力が増し、便利です。
<ベースとなる統計>
国勢調査人口(総務省 5年に1回 前回令和2年〔2020年〕住民票ではなく実態を調査)、住民基本台帳人口(住民票を各市町村が個々に管理)などがあり、発表数字に差異はありますが大勢に変わりはありません。
<人口>
日本の総人口 1億2,615万人(ピークは2008年1億2,808万人、2011年から10年連続減、2053年に1億人割れの推計)
広島県の人口280万人(全国12位)
※1998年の288万人をピークに減少しています。増減率はマイナス1.5%で全国平均マイナス0.7%より大きく見えますが、増加は首都圏、関西圏の一部、愛知、福岡、沖縄9都府県のみで、全国順位は13位です。
広島市の人口118~120万人(統計の種類や各月の変動による)
※近隣自治体からの流入や合併などでごく最近まで微増傾向でしたが、今後は減少基調に転じると考えられます。首都圏などでも将来は同じことになります。
<その他関連があるキーワード>
・Uターン(都会の人が故郷に帰り職に就く)・Iターン(都市部の人が地方に移り住み職に就く)・Jターン(都会の人が自分の故郷に近い都市で職に就く)・高齢化率(総人口に占める老年〔65歳以上〕人口割合 2020年 28.6%)・合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子どもの数の平均値 2020年は1.34で5年連続低下)・2025年問題(団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者〔75歳以上〕になり社会保障費が急増)・自然減(増)=出生と死亡の差 ・社会減(増)=転入転出の差 ・200万人広島都市圏構想(広島市)・地方の活力創出/にぎわい創出/コンパクトシティ、都市間競争/地域間競争(あるいは地域間連携)・労働力不足
(重要度 筆記試験A 面接/論作文/討論A)