東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは!
公務員試験対策の予備校 東京アカデミー松山校の毛利です。
本日から通学講座4月生がスタートしました。
9月・10月の試験に向けて約半年間、全力疾走で対策していきます!!
先日のオリエンテーションの様子です。授業の様子などブログを通じてお伝えしていきます!
さて、今回は時事問題対策として「SDGs」についてお伝えしていきたいと思います。
最近テレビなどのメディアで頻繁に目にするようになりましたが、具体的な内容についてはご存じでしょうか?
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省公式HPより引用)
SDGsの前身である「MDGs」は発展途上国向けの開発目標として200年に策定され、2015年を期限とする8つの目標が設定されていました。
① 極度の貧困と飢餓の撲滅
② 初等教育の完全普及の達成
③ ジェンダー平等推進と女性の地位向上
④ 乳幼児死亡率の削減
⑤ 妊産婦の健康の改善
⑥ HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
⑦ 環境の持続可能性確保
⑧ 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
この後継となったものが「SDGs」です。
SDGsのキーワードは、「2030年」「17の国際目標」「誰一人取り残さない」です。
それでは「17の国際目標(17のゴール)」についても見てみましょう。
①貧困:貧困をなくそう
②飢餓:飢餓をゼロに
③保健:すべての人に健康と福祉を
④教育:質の高い教育をみんなに
⑤ジェンダー:ジェンダー平等を実現しよう
⑥水・衛生:安全な水とトイレを世界中に
⑦エネルギー:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
⑧成長・雇用:働きがいも経済成長も
⑨イノベーション:産業と技術革新の基盤をつくろう
⑩不平等:人や国の不平等をなくそう
⑪都市:住み続けられるまちづくりを
⑫生産・消費:つくる責任つかう責任
⑬気候変動:気候変動に具体的な対策を
⑭海洋資源:海の豊かさを守ろう
⑮陸上資源:陸の豊かさも守ろう
⑯平和:平和と公正をすべての人に
⑰実施手順:パートナーシップで目標を達成しよう
高校生の課題研究でフードロスやジェンダー平等、気候変動などをテーマに掲げたり、文化祭などの学校行事の中でもSDGsをテーマにした展示を行ったりするなど、学校にも取り組みが広がっているところもあると思います。
では、実際に日本の達成状況はどうなっているでしょうか。
2021年の日本のSDGs達成順位は世界での対象国165カ国中18位でした。
上位を示しているのは北欧の国で、日本より上の17ヵ国はすべてヨーロッパ諸国ですが、逆にヨーロッパ諸国以外では日本が1位でとなっています。
毎年順位付けされ、達成の度合いも数値化されており、SDGsは今、大きく注目されています。
筆記試験の時事問題や面接試験で、「SDGsを知っているか」という質問があった自治体がありました。
その他、直接的ではありませんが、「プラスチック問題について」「食品ロスを削減するための取組について」など、SDGsに関連の質問も見られました。
2022年度試験では、
・(あなたの受験する自治体の)SDGsの取り組みを知っているか?
・SDGsについて、あなたが個人で取り組めることは何か?
・SDGsについて、あなたが行政職員として取り組むべきことは何か?
などの質問も想定しておいてはいかがでしょうか。
まずは、皆さんの受験予定自治体の取り組みを時間のある時に調べておきましょう。
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東京アカデミー松山校 担当:毛利