東京アカデミー大阪校
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー大阪校の教員採用担当です。
本日4/9は昨年に引き続きオンラインでの実施となりましたが、関西地区教採合同セミナー「教育委員会説明会」を実施し、多くの皆さまにご参加いただきました。
ご参加いただきました教育委員会のご担当者様におかれましてはお忙しい中誠にありがとうございました。
関西地区全11自治体の教育委員会のご担当者様には、令和5年度(2023年度)教員採用試験概要について、各自治体の求める人物像、そして各自治体の魅力や担当者が語るマル秘テクニックなどなどについてお話しいただきました。
大阪府下はもう出願が始まっていますが、自治体によって締切が異なりますので、しっかり確認して早めに出願するようにしておきましょう。(教育委員会のご担当者様も、電子申請だからいつでもできるからとギリギリに出願するつもりでいると、出願時の思わぬネットトラブルなどで締切を過ぎてしまっても受付できません、と重々おっしゃっていました!)
そんな出願シーズンになると、受講生の方からよくご相談をいただくのが、併願についてです。
教育委員会のご担当者様には、こんなことを言っては怒られるかもしれませんが、受験する上では「併願は鉄則」と言えます。
(ただし大学推薦などで受験される方はこれには当てはまりませんが)
自分は第1志望の自治体しか行く気がないので、という方も可能であればぜひ併願受験をおススメします。
併願受験することの目的としてはいろいろありますが、例えば以下の3つが挙げられます。
2021年夏試験でも、「令和ならでは」の教育時事が多くの自治体で出題されていました。特に前年の本試験から後に出された答申・報告・通知など、これまで出題がされていない“最新教育時事”については、どういった内容が出題されるのか、どこが問われるのかは分かりにくいものです。そこで(できるなら第1志望より)早い時期に受験することによって、最新の試験傾向やトピックスを把握することができ、また類似した問題が出題された際に正解できる可能性が高まります。
ご存じのように、教員採用試験は年に1回だけの試験です(ただし年によっては例外がある自治体もあり)。特に初めて受験される方にとっては、試験当日の試験会場の雰囲気や面接の様子など慣れない中で、普段は緊張しない方でもガチガチで力が発揮できなかった、という受験生もいらっしゃいます。
そこで、早い時期の試験を受験しておくことで、第1志望の受験の際には落ち着いて受験できることにも繋がります。また、第1志望よりも早い時期に受験できるところがなかったり、遅い時期の受験だったりしても、「1年間でたった1日の試験」を受けるのか、万が一のことがあってもその後に試験を控えていれば、気持ちにも少し余裕がでてくるのではないでしょうか。
これももちろん当然ですが、自治体によって試験科目や試験傾向が異なるということは、自治体によって受験生皆さんの得意不得意がマッチしたりすることもあります。(例えば、一般教養の数学が得意な方が、数学の出題が多い自治体を受験することによって高得点できたり、専門試験が得意な方が、1次試験に専門試験が実施される自治体を受験することによって試験を突破できたり、など。)
また人物試験についても実施形式が異なることによって、同様のことが言えます。
中には、受験するまでは全くその自治体のことを知らずに受験された方が、受験するために自治体のことを調べたり面接試験を受けたりしていく中でその自治体に魅力を感じ、その自治体で働くことにした、という方もいらっしゃいます。
よって併願受験をすることで、併願先のみならず、第1志望に合格できる可能性も増えると言ってもいいのではないでしょうか。
では、どのように併願先を決定していくかについては、明日掲載の「併願どうする?そろそろ出願 その②(併願先をどう決める?)」でご紹介しますのでそちらをご覧ください。
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