東京アカデミー大阪校
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー大阪校の教員採用担当です。
昨日のブログでは、「併願どうする?そろそろ出願 その①)」として併願受験のメリットについてお話ししましたが、本日はその併願先をどのようにして決めるかについてのお話しです。
数多くの自治体がある中で、どこを併願したらいいのか分からない、といったご相談もよくお伺いします。
それでは併願先を決める際は、ポイントとして、「第1志望に合格できる可能性を増やす」ということを念頭に置くと考えやすくなるのではないでしょうか。
併願受験のメリットについては、
「①最新の傾向分析が分かる ②試験慣れできる ③合格できる可能性が高まる」
を例として挙げましたが、それではそのメリットを活かすために、
以下2点の条件を満たすところ中心に探してみてはいかがでしょうか。
特に併願受験のメリット①②を活かすために、この物理的な条件を満たすところをまず見ていくと探しやすくなります。また、人口が多い自治体は学校数も多く、比較的採用人数も多いことから、倍率も低くなりやすいと言えます。つまり試験日程が重なる地区のグループの中で大都市から探していくと探しやすいでしょう。
(例)大阪などの関西地区を受験される方であれば、試験日が先であり、かつ大阪会場を予定されている
・高知県公立学校教員採用候補者選考審査(6/18・土)
・鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験(6/19・日)
・北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査(6/19・日)
・茨城県公立学校教員選考試験(6/26・日ですが、大阪会場も実施)
(現在判明分)などをまずみてはいかかでしょうか(選考区分や校種科目によっては大阪会場で受験できない場合もありますのでご注意ください)。
これは、「第1志望に合格できる可能性を増やす」点からいっても非常に重要なポイントとなります。
併願先は「第1志望のために受験する」わけですから、併願先のために全く異なる対策をとることになるのは非常に非効率となります。
ただ倍率が低いからといって併願先を決めてしまう方もいらっしゃいますが、試験の中身を見ずに決めてしまうことはおススメしません、
したがって、併願先を探す際は、(1)の物理的な条件を満たす自治体をいくつかピックアップした上で、その中から試験内容をみて(2)にあてはまるところを探していくとよいでしょう。
出願締切が迫っている自治体もありますので、併願先探しは早めに済ませ、試験対策に取り組みましょう。
なお、第1志望よりも早い自治体を併願受験できない場合でも、東京アカデミー通学講座受講生の皆さんには、先に実施された自治体の試験問題の提供も致しますので、通学されている各校舎にお尋ねください。
◆4月からの通学講座 対面(教室内)受講は下記より
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