【大卒程度公務員】本試験で出た！！的中問題【時事問題】

みなさん、こんにちは。

東京アカデミー金沢校の公務員担当です。

以前、東アカが公務員試験に強い理由～時事対策のオリジナルテキストが凄い！【時事蔵】についてご紹介させていただきましたが、

今回は、その時事蔵の本試験での的中問題をご紹介いたします！

2021年度国家一般職　基礎能力試験　

【No.39】国際経済に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1．リカードは，保護貿易政策を理論的に擁護するために比較生産費説を提唱した。この考え方によると，A国とB国がそれぞれ，財lと財2を生産する場合，もしA国が両財共にB国よりも安く生産できるならば，両財共にA国が生産することが効率的となる。

2．一国の一定期間における対外経済取引の収支を示したものが国際収支であり，経常収支や金融収支などから成る。また，財貨・サービスの国際取引を示す貿易・サービス収支は経常収支に含まれる。

3．貿易収支は，輸出額から輸入額を引いて算定される。近年の我が国の貿易収支を暦年でみると，2010年から2019年まで黒字額が拡大傾向で推移した。一方，我が国のサービス収支についても，日本国外への旅行が増加したことに伴い，同期間では黒字が継続した。

4．外国為替市場の仕組みについてみると，例えば我が国の米国に対する貿易黒字が大きくなった場合，米国によるドルでの支払額が大きくなるため，為替市場でドル買い・円売りの圧力が大きくなり，ドル高・円安方向への動きが強くなる。

5．外国為替相場の状況についてみると，2000年代以降，円高・ドル安傾向が強くなっていったが，2010年代初頭の東日本大震災の直後には，未曾有(みぞう)の国難に伴う円売りの動きが強くなり，一時1ドル120円となった。その後，再び円高傾向が強くなり，その傾向は2016年頃まで続いた。

正答　2

2021 時事問題対策テキスト 時事蔵　【P.28】

（2）貿易収支

「貿易統計」により貿易収支の動向をみると、2019年は2年連続で貿易赤字となった。その要因としては、輸出が米中貿易摩擦の激化で中国向けが減ったほか、アメリカ・欧州向けも減少したこと、輸入が原油など資源価格が下落したことが挙げられる。商品別貿易は、輸出では、一般機械と電気機械、輸送用機械が全体の約6割を占め、輸入では、コンピュータなどの機械類や鉱物性燃料のほか、衣類、通信機、医薬品、食料品などが多い。2019年は輸出入とも3年ぶりに減少した。輸出・輸入を含めた最大の相手国は中国（輸出の19.1％、輸入の23.5％）で、次いでアメリカ（輸出の19.8％、輸入の11.0％）となっている。2019年の対米貿易は輸出・輸入とも減ったが、貿易黒字額は前年比2.5％増の6兆6,143億円となった。なお、アメリカは輸出相手国としては、中国を抜き第1位となっている。

　　　　･

　　　　･

　　　   ・　

（4）為替動向

円相場は、東日本大震災後の2011年11月には1ドル＝75円32銭の史上最高値をつけた。しかし、2012年末以降はアベノミクスが推進される中で円安傾向が進んだ。2016年には、マイナス金利の導入などにより、円高傾向で推移したが、2017年になると、円安傾向に転じた。2020年は3月前後に新型コロナウイルスの影響がみられ円がドルに対して一時乱高下したが、通年でみれば比較的穏やかな動きとなった（→p.73付図・付表参照）。

選択肢3と選択肢5が的中！

赤字部分の選択肢3と選択肢5が時事蔵と的中しています！

 

 

次は、地方上級試験と時事蔵の的中問題をご紹介します。

2021年度地方上級試験　教養試験

【No.13】2020年10月の菅首相の所信表明演説に関する次の記述a～dのうちには妥当なものが二つある。それらはどれか。

ａ　行政のデジタル化を強力に実行するデジタル庁を設立するとともに，行政への申請等における押印は，原則廃止とする。

ｂ　待機児童が増加傾向に推移していることから，保育所の受け皿整備，幼稚園やベビーシッターを含めた地域の子育て資源の活用を検討する。

ｃ　地域の中堅・中小企業で経験を積んだ人々を政府のファンドを通じて，大企業に紹介する取り組みをスタートする。

ｄ　2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするとし，再生可能エネルギーを最大限導入するとともに安全最優先で原子力政策を進めるとした。

1　ａ，ｂ

2　ａ，ｄ

3　ｂ，ｃ

4　ｃ，ｂ

5　ｃ，ｄ

正答　2

2021　時事対策テキスト　時事蔵　【P.4】こちらも本試験問題の赤字部分と的中しています。

このように2021年度の試験だけでも、いま挙げた2つの試験以外でも国立大学法人や市役所B、C試験、警察官などでも的中問題あり✨

時事蔵の問題的中率はなんと、国家一般職試験で86％、地方上級試験で66％的中しています！

東京アカデミーでは、時事蔵以外でも教養科目や専門科目の講義で使用している『準拠テキスト』からも的中問題があったりと、しっかり研究して作成されております！

テキストは販売はしていないので、講座受講生(通学や通信)限定テキストになりますが、多くの方にテキストの良さが伝わればいいなと思います💪