東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校の岡山でございます。
国家試験を良く知る方々の間で、今一番ホットは話題と言えば「出題基準改定」です✨
しかし、この出題基準を知らないまま勉強している受験生も多くいらっしゃるようなので、今回は「出題基準」についてお話しようと思います👆
出題基準とは何か。厚生労働省HPにはこのように示されています。
「保健師助産師看護師国家試験の内容は、保健師、助産師及び看護師が保健医療の現場に第一歩を踏み出す際に、少なくとも具有すべき基本的な知識及び技能であり、保健師助産師看護師国家試験出題基準は、これらを具体的な項目によって示したものである。」(厚生労働省HPより引用)
つまり、「この範囲から看護師国家試験が出題されますよ」と厚生労働省が予め試験範囲を教えてくれているのです📚
この出題基準は4~5年毎に新しい項目が追加されたり、削除されたり、試験時間が変更になったりと現状の内容で良いのか見直しされます。
第112回看護師/保健師/助産師国家試験はこの見直しされた新しい出題基準=試験範囲で問題が作成される、というわけです。
この出題基準には「大項目」「中項目」「小項目」が設けられていて、「小項目」には具体的なキーワードが載っています。これらをチェックしておくと、どんな疾患が出題されるのか予想することもできます。
例)「疾病の成り立ちと回復の促進」目標Ⅳ
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(大項目)7.栄養の摂取・消化・吸収・代謝機能
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(中項目)D.肝臓・胆・膵臓の疾患の病態と診断・治療
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(小項目)炎症性疾患(肝炎、胆管炎、胆嚢炎、膵炎)
肝硬変
腫瘍(肝癌、胆嚢癌、胆管癌、膵癌)
脂肪肝、アルコール性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎
胆石症
どうですか?出題基準をチェックしてみようという気持ちになってきましたか?
ちょっと見てみようかなー🙄と思った方は改定された出題基準は厚生労働省HPに掲載されていますので、確認してみてくださいね。
厚生労働省のHP⇒コチラ