東京アカデミー金沢校
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みなさん、こんにちは!
東京アカデミー金沢校の公務員担当です!
前回の社会科学から少し間があいてしまいましたが!!💦
今回は本試験問題の傾向と対策【人文科学】です。
引き続きの対策で少しでも効率よく学習するために、また、来年受験の方でも傾向を踏まえたこれからの学習のために、ぜひご活用いただけたらと思います!!
日本史の出題分野を大別すると、通史と時代史に分けられます。通史は、「国家一般職」と「国税・労基」で多く出題され、時代史は「地方上級」での出題が多いです。
*通史・・・一時代または一地域に限らないで、全時代、全地域にわたって述べた総合的歴史
*時代史・・一つの時代の歴史
通史では、政治史、戦乱・騒擾史や社会・経済史からの出題が多い。時代史では、近世以降の出題が多く、特に明治以降の出題が非常に多いです。
対策としては、江戸時代以降に重点をおいた学習が効果的です。特に明治時代以降の国内政策・外交政策を中心に学習するといいでしょう。
さらに、国家一般職や国税、地方上級どの試験をとっても近・現代史が中心だが、地方上級試験では特に明治維新の諸改革、終戦直後の民主化改革と高度経済成長期の経済・社会史の出題が
多い。
近代史・現代史からの出題が多く、現代史の中でも特に20世紀後半から21世紀の世界情勢が出題されていることが注目されています。
対策としては、近代・現代を理解するためにも、中世・近世の流れをおさえ、特にルネサンスや宗教改革以降の歴史の学習は念入りに行いたい。
地理については、近年、「国家一般職」と「国税・労基」では概ね1問ずつ、「地方上級」では2、3問ずつの出題となっています。
出題内容は、気候・地形を中心とする自然地理、農業・鉱工業・宗教などの人文地理、各国・地域の地理的な事象からなる各国地誌に大別されます。
◇自然地理・・小地形と気候が頻出。気候については気候区分が頻出で、各気候区の特徴や分布地域を問うものが多く、土壌・植生のほか、大気の循環といった
気候因子と関連付けて問われることがあります。
◇人文地理・・エネルギー資源・鉱産資源、主要農産物の生産・貿易、宗教・民族についての問題が比較的多いです。
◇各国地誌・・地形や気候、産業、民族・宗教・言語、歴史など様々な面から問われ、時事的な要素を含む問題もみられます。
地域別では、アジアが最も多く、次いで南北アメリカ、アフリカといった順に出題が多い。
いかがでしたか。
出題傾向を知ることで、無駄な時間(そんなに出題されない部分に時間をかける etc...)を費やすことを減らせるので、是非ご活用ください!